Round2
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race Rd.2 岡山国際サーキット
クラブマンシリーズ レポート
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race Rd.2 岡山国際サーキット クラブマンシリーズ レポート

#84橋本選手が参戦4年目にして嬉しいシリーズ初優勝を獲得

雲の切れ間からときどき日が差し込む状態で決勝レースを迎えた。
橋本選手は、参戦4年目にして嬉しい初優勝となった。

昨年のシリーズ上位者が実力を見せつけた初戦から2週間のインターバルを経て第2戦の岡山ラウンドが開催された。
クラブマンシリーズにエントリーしたのは36台で、プロフェッショナルシリーズと同様に昨年よりも多くの台数が参戦することとなった。
4月23日(土)行なわれた予選は、事前の天気予報だと雨が降ることも予想されていが、曇り空の元で実施された。20分間のタイムアタックで気迫を見せたのは、初戦のツインリンクもてぎラウンドでマシントラブルに泣いた♯84橋本洋平選手。1分53秒877のタイムでポールポジションを獲得した。2番手には初戦で2位を獲得した♯600小野田貴俊選手、3番手には全日本ジムカーナ選手権チャンピオンで、今シーズンからクラブマンシリーズに初参戦した♯771菱井将文選手が入った。
翌日の4月24日(日)も前日と同様の曇り空で、雲の切れ間からときどき日が差し込む状態で決勝レースを迎えた。
12周のレースは、ポールポジションの橋本選手が好スタートを切りトップを守った。続く2番手は小野田選手で、♯804山下昌樹選手が3番手でコントロールラインを通過。このトップ3に菱井選手、開幕戦のウイナー♯128松原怜史選手を含めた5台のマシンが序盤は混戦となった。レースが進むにつれ、橋本選手と小野田選手の2台が抜け出し、トップ2と後続3台という集団となり中盤へ向かう。
均衡した状態が崩れたのは5周目のアトウッドコーナーで、4番手を走行していた松原選手が山下選手をパスし上位を追うことになった。だが、ペースアップは果たせずトップ2が逃げる展開は変わらず。そのまま橋本選手が小野田選手とのギャップを保ちトップでチェカーを受けた。
橋本選手は、参戦4年目にして嬉しい初優勝となった。2位には小野田選手、3位には松原選手が入っている。

雲の切れ間からときどき日が差し込む状態で決勝レースを迎えた。
橋本選手は、参戦4年目にして嬉しい初優勝となった。

リザルト

Rank Driver Car name Total time Gap
1位 橋本洋平 カーウォッチ86ポテンザED 22'57.603 -
2位 小野田貴俊 ネッツ東埼玉ワコーズED86 22'59.007 1.404
3位 松原怜史 asset・テクノ・BS・86 23'07.783 10.180
4位 菱井将文 CUSCO BS 86 23'07.914 10.311
5位 岩本佳之 カローラ名古屋86Racing 23'09.071 11.468

Pickup Clubman
レース経験2年目のアマチュアドライバーでも存分に楽しめるクラブマンシリーズ

普段も86Racingに乗っているという。メンテナンスやレースのサポートは、購入した広島トヨタに担当してもらっているそうだ。
普段も86Racingに乗っているという。メンテナンスやレースのサポートは、購入した広島トヨタに担当してもらっているそうだ。

#39 升國研選手
予選 36位 決勝 35位

「クルマで走ることが好きで、60歳を越えてからサーキットデビューしました。そしてレースを観戦しているうちに楽しそうに見えてきて、エントリーしたのが参戦のきっかけです。初のレースは昨年の86BRZレースの岡山ラウンドで、見るのと実戦を走るのでは大違い。とっても過酷でした……。ですが、普段では得られない充実感やレースをするたびに目標ができるので楽しみながら走らせてもらっています」と、趣味が高じて86BRZレースにエントリーすることになったと話してくれた。

普段も86Racingに乗っているという。メンテナンスやレースのサポートは、購入した広島トヨタに担当してもらっているそうだ。
普段も86Racingに乗っているという。メンテナンスやレースのサポートは、購入した広島トヨタに担当してもらっているそうだ。
クルマへのラッピングも気合いをいれて施しました。普段乗るには派手なので、レースやサーキット走行のときだけ使っていますという。
クルマへのラッピングも気合いをいれて施しました。普段乗るには派手なので、レースやサーキット走行のときだけ使っていますという。

#118 川西賢作選手
予選 35位 決勝 34位

「40代でサーキットデビューして、岡山国際サーキットの走行会を中心に走っていました。現在、55歳になったのですが公式レースにエントリーしようと思い立って、昨年から86/BRZレースに参戦しています。このレースに出るためにAライセンスも取得しました。実際にエントリーしてみて昨年は3戦に出場したのですが、エントラント同士が仲間になれるのが良いですね。また、新しい世界を見ることが出来たと思っています」とレースに参戦することで、ドライバーやチーム同士の仲間が増え、クルマ談義をすることが楽しいとのことだった。

クルマへのラッピングも気合いをいれて施しました。普段乗るには派手なので、レースやサーキット走行のときだけ使っていますという。
クルマへのラッピングも気合いをいれて施しました。普段乗るには派手なので、レースやサーキット走行のときだけ使っていますという。
初めて参戦した86/BRZレースはサポートが2人だったというが、今では4人まで増えて、毎レースごとに一緒に楽しんでいるそうだ。
初めて参戦した86/BRZレースはサポートが2人だったというが、今では4人まで増えて、毎レースごとに一緒に楽しんでいるそうだ。

#320 篠田義仁選手
予選 14位 決勝 10位

「私は山口県に住んでいるので、オートポリスを走ったことが初のサーキット体験でした。その後はレース形式の走行会やレーシングカートで腕を磨いてきて、公式戦に昨年からエントリーしています。仲間に手伝ってもらいレースに参戦しているのですが、ワイワイと楽しみながら週末を過ごせるのが良いですね。今年も昨年と同様に4戦のエントリーするつもりなので、2シーズン目の今年は結果を残したいと思っています」と仲間とエントリーしているレースの楽しさや今年の抱負を語ってくれた。

初めて参戦した86/BRZレースはサポートが2人だったというが、今では4人まで増えて、毎レースごとに一緒に楽しんでいるそうだ。
初めて参戦した86/BRZレースはサポートが2人だったというが、今では4人まで増えて、毎レースごとに一緒に楽しんでいるそうだ。
成績はもちろん狙いたいが、それよりもクラブマンシリーズに相応しいクリーンなレース運びを心掛けていますとのことだった。
成績はもちろん狙いたいが、それよりもクラブマンシリーズに相応しいクリーンなレース運びを心掛けていますとのことだった。

#884 ヒロハヤシ選手
予選 25位 決勝 23位

「私たちは、『林テレンプ』というクルマの内外装製品を扱う会社のチームになります。社内でモータースポーツファンやクルマ好きを増やして、より良い製品作りに活かせればと思いエントリーしています。そのため、チームスタッフはメンテナンスも含めて社員が行なっています。私は以前、カートなどをやっていましたが、公式戦でステアリングを握ったのは昨年が初めてです。初年度はチーム作りも含めて手探り状態でしたが、今年はまとまりもありチームワークが出てきました」と新生チームについて語ってくれた。

成績はもちろん狙いたいが、それよりもクラブマンシリーズに相応しいクリーンなレース運びを心掛けていますとのことだった。
成績はもちろん狙いたいが、それよりもクラブマンシリーズに相応しいクリーンなレース運びを心掛けていますとのことだった。

[MOTOR GAMES TV]
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race Rd.2 岡山国際サーキット

次戦予告

TOYOTA GAZOO Racinf 86/BRZ Race 第3戦
開催予定:2016.5.14 ~ 15
場所:スポーツランドSUGO

※プレビューページは2016年5月初旬公開予定です。