Round4
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race Rd.4 岡山国際サーキット
プレビュー

シーズンも中盤戦に入り
ランキング争いも注目していきたい

中盤戦に入ってさらに激しさを増すランキング争いに注目
中盤戦に入ってさらに激しさを増すランキング争いに注目

 年間9ラウンド10戦で競われる2017年のTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race。シーズン開始から早くも3ヶ月が経過し、第4戦が岡山国際サーキットで7月1日(土)、2日(日)に開催される。ただ、今戦は1日(土)に予選があり、2日(日)に決勝レースを迎えるのはクラブマンシリーズのみ。プロフェッショナルシリーズは、同期間にSUPER GTの公式テストが実施されるため、参加ドライバーの影響を考えて2日(日)に予選と決勝を行なう1DAY開催となる。
 岡山国際サーキットラウンドが10戦中4戦ということは、戦いは中盤戦を迎えたことになる。10戦中5戦の有効ポイント制で競われるクラブマンシリーズは中盤以降の逆転も十二分に有り得るが、10戦中7戦の有効ポイント制で競われるプロフェッショナルシリーズは、そろそろシリーズチャンピオンを争う候補が見えてくるはずだ。
 第4戦にエントリーするのは、クラブマンシリーズが56台で、プロフェッショナルシリーズは29台。岡山国際サーキットのフルグリッドは40台なので、クラブマンシリーズはこのままのエントリー台数ならば16台が決勝Bレースを戦うことになる。

中盤戦に入ってさらに激しさを増すランキング争いに注目
中盤戦に入ってさらに激しさを増すランキング争いに注目

昨年の岡山の優勝者、阪口良平選手が今シーズン初参戦

2連勝して勢いを増してきた青木選手
2連勝して勢いを増してきた青木選手

 29台がエントリーするプロフェッショナルシリーズ。開幕時は昨年チャンピオンの#1佐々木雅弘選手の群を抜く速さが際立っていたが、第2戦・第3戦と#31青木孝行選手が連勝を飾り、流れを引き寄せつつあるようにも見える。
 そして迎える第4戦の注目は昨シーズンのシリーズランキング3位で、昨年の岡山の覇者でもある#90阪口良平選手だ。今回が今シーズン初参戦となるが、ここ岡山国際サーキットがホームコースで相性も抜群。2013年の初年度から4年連続で表彰台に登っており、ランキング上位陣に割って入るのか、その走りに注目したい。
 いずれにしても前戦の富士スピードウェイラウンドのように、予選ではトップから1秒以内に20台がひしめき合うことも予想される。誰がポールポジションを取るか、そして決勝レースを制するのか予想がつかない展開となる。

2連勝して勢いを増してきた青木選手
2連勝して勢いを増してきた青木選手

シリーズフルエントリーの上位3名にスポット参戦のドライバーが挑む

毎戦優勝者が変わり上位争いで接戦が続くクラブマンシリーズ
毎戦優勝者が変わり上位争いで接戦が続くクラブマンシリーズ

 クラブマンシリーズは、第2戦の優勝者♯771菱井將文選手が46ポイントでランキングトップ。2位はまだ優勝こそ無いが連続して上位入賞している42ポイントの♯84橋本洋平選手。前戦富士でまさかの予選ベスト抹消でノーポイントだった♯500/600小野田貴俊選手が38ポイントで3位。この上位3名はシリーズフル参戦が予定されている。この3人のドライバーを追うのが、前戦で初優勝を飾った♯126庄司雄磨選手になる。
 クラブマンシリーズはホームコースで強さを見せるドライバーも多いので、スポット参戦のドライバーが上位に食い込む可能性も十分にある。
 注目は、ネッツトヨタ兵庫レーシングチームからエントリーする♯630蒲生真哉選手。プロフェッショナルシリーズを戦う♯47蒲生尚弥選手の実兄になる。岡山国際サーキットは地元なのでどんな走りを見せるか注目したい。
 また、6月20日に岡山国際サーキットで実施されたTOYOTA GAZOO Racingの本格的走行体験プログラム「スポーツドライビングレッスン」の受講者から4名がエントリーしている。それぞれの活躍に期待したい。

毎戦優勝者が変わり上位争いで接戦が続くクラブマンシリーズ
毎戦優勝者が変わり上位争いで接戦が続くクラブマンシリーズ

イベント情報

プロフェッショナルシリーズ 優勝予想

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceをテレビで観戦!

MOTOR GAMES TV

全戦の模様が、CSのスポーツチャンネルJ SPORTS 3の番組「MOTOR GAMES TV」にて放映決定!レースの模様から裏側まで、観戦がもっと楽しくなる情報をお伝えします。

第4大会 第4戦岡山国際サーキット
7月24日(月)21:00~21:30(*放送後にはTOYOTA GAZOO Racing WEBサイトにて番組動画を公開する予定です。)

INFORMATION

開催場所 サーキット:岡山国際サーキット
住所 〒701-2612 岡山県美作市滝宮1210
TEL:0868-74-3311
URL:http://www.okayama-international-circuit.jp/