2017年プレスリリース
TOYOTA GAZOO Racing
2018年の全日本ラリー選手権に参戦
第1戦「Rally of Tsumagoi」より参戦予定
2017.12.11(月)-10:00配信
TOYOTA GAZOO Racingは、2018年の全日本ラリー選手権に引き続き参戦します。参戦4年目となる2018年シーズンは、2月2日(金)~4日(日)に群馬県嬬恋村にて開催される第1戦「Rally of Tsumagoi」のJN3クラスに「TGR Vitz CVT」で参戦を予定しています。
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サービス時間に車両メンテナンスを行う凄腕技能養成部メカニック
TOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツの厳しい環境の下で『人を鍛え、クルマを鍛える』ことを目的に、2015年より全日本ラリー選手権に参戦しています。参戦3年目となった昨シーズンは、スポーツ制御CVT(無段変速機)でラリーに参戦するという新たな挑戦の年でもありました。昨シーズンは第2戦「ツール・ド・九州2017 in 唐津」からの参戦でしたが、無事シーズンを最終戦まで走り切り、JN3クラスの年間ランキングを2位という順位で終えることが出来ました。また、シーズンを通じて、CVTの貴重なデータを多く得ることができ、スポーツ走行時の信頼性の確保、及び、CVTの変速制御の向上など、市場に投入する製品につながるような改良も加えることができました。
2018年シーズンも、全日本ラリー参戦を通じて「もっといいクルマづくり」を継続していきます。
2018年シーズンは2月2日(金)~4日(日)にかけて開催される第1戦「Rally of Tsumagoi」から参戦します。チームは今から一丸となって、初めてのスノーラリーに向けて準備を始めています。そして更なる挑戦の為、新ドライバーに眞貝知志選手、新コ・ドライバーに安藤裕一選手をチームに迎えることを決定しました。新しい選手がチームに加わることで、新たな課題を見つけ、更なる車両開発を進めることが出来ると考えています。
■豊岡悟志(チーム監督)
「この活動も2018年シーズンをもって、4年目を迎えます。メカニックは3年間の参戦を経て、色々と学び、チームとしても成長してきました。今シーズンは、社内外問わずより多くの人たちを巻き込むなど、活動の幅を広げ、モータースポーツの盛り上げに貢献していきます。チームに変化を与えながら、更なるチャレンジを求め、引き続き、人とクルマを鍛えていきたいと思います。また、新たに眞貝選手をチームに迎えることが出来、大変嬉しく思います。眞貝選手は、国内ラリーをはじめ、海外ラリーでの参戦経験もあり、私たちに新たなチャレンジをもたらしてくれることを期待しています。最後になりましたが、本活動が始まった当初より私たちの考えを理解し、活動を共にしてきた大倉選手と豊田選手には心より感謝しています。2人の協力なくして、今のチームの成長はあり得ませんでした。今後も同志として、モータースポーツの発展に共に取り組んで参りたいと思います。」
■ドライバー:眞貝知志(しんかい ともゆき)の経歴
▽生年月日:1978年11月24日
▽年齢:39歳
▽出身地:神奈川県
・主な戦歴
- 2002年:
- JMRCアクアラインラリーシリーズ(Bクラス)
シリーズチャンピオン - 2006年:
- 近畿中部ラリー選手権(DE-Bクラス)シリーズチャンピオン
- 2010年:
- 全日本ラリー選手権(JN-3クラス)シリーズ2位
- 2012年:
- 全日本ラリー選手権(JN-3クラス)シリーズチャンピオン
- 2017年:
- FIAヨーロッパラリー選手権第6戦 RC3クラス クラス優勝
■コ・ドライバー:安藤裕一(あんどう ゆういち)の経歴
▽生年月日:1978年7月25日
▽年齢:39歳
▽出身地:愛知県
・主な戦歴
- 2014年:
- TRDラリーチャレンジ(E2クラス)シリーズチャンピオン
- 2015年:
- JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ シリーズチャンピオン
TRDラリー練習会の講師を務める - 2016年:
- TGRラリーチャレンジ(E3クラス)シリーズチャンピオン
- 2017年:
- TRDラリーレッスンの講師を務める