Round3
Netz Cup Vitz Race 2017 東北シリーズ
第3戦 スポーツランドSUGO レポート

一度もトップを譲らない盤石の走り。#34渡辺選手がシリーズ2連覇を達成

 2017年9月30日(土)〜10月1日(日)、「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race」の東北シリーズ第3戦(最終戦)が、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで開催された。エントリー台数は15台。土曜日に予選と第1レース、日曜日に第2レースが行われるダブルヘッダー方式で、第2レースのスターティンググリッドは、第1レースのベストラップ順で決定される。
 第2戦終了時点でのランキングトップは開幕戦を制した#34渡辺選手(37ポイント)。2位は第2戦の覇者、#8イシカワ選手(32ポイント)、3位には27ポイントの#244横田選手がつけている。第1レースと第2レースそれぞれに通常のポイントが与えられるため、結果次第ではランキングが大きく変わる可能性がある。上位陣はもちろん、中盤グループにとってもチャンスは多い。

#34渡辺選手がただひとり1分49秒台に突入しポールポジションを獲得

 予選ではランキング上位の選手は計測1周目から1分50秒台をマーク。トップは#34渡辺選手の1分50秒214。2位は#244横田選手で、以下#8イシカワ選手、#5阿部友哉選手と続く。しかし計測2周目で#34渡辺選手が1分49秒845をマークし、頭ひとつ抜け出すことに成功する。他の選手も懸命にアタックするが、1分50秒台の壁を破れないまま予選が終了。開幕戦に続く#34渡辺選手の予選1位が確定した。2位は1分50秒076で#8イシカワ選手、3位は1分50秒262の#244横田選手。

危なげない走りで2レースを制し#34渡辺選手が完勝

 第1レース(5周)ではポールポジションの#34渡辺選手を始め、上位陣が落ち着いて1コーナーに飛び込んでいく。オープニングラップから#8イシカワ選手と#244横田選手が激しく競り合っており、#344渡辺選手は2台を尻目に3周目には2秒弱のアドバンテージを築き上げる。「後ろの2台が並んでバトルしていたので、追いつかれることはないと落ち着いて走れました」と#34渡辺選手。2位#8イシカワ選手に2.264秒差をつけ、チェッカーを受けた。ファステストラップも獲得し、2年連続のシリーズチャンピオンに大きく近づいた。3位は#244横田選手、4位には#5阿部選手。5位には予選6位から順位を上げた#16橋本選手が入った。
 第2レース(10周)のポールポジションは、第1レースでファストラップをマークした#34渡辺選手。以下、ベストラップ順に#244横田選手、#5阿部友哉選手、#8イシカワ選手と並ぶ。上位3台はミスなくスタートを決めたが、ここで魅せたのが#16橋本選手。猛ダッシュで#8イシカワ選手と#5阿部選手を抜き去り、3番手に浮上するどころか2位の#244横田選手にまで肉薄する。オープニングラップを終えての順位は#34渡辺選手を先頭に#244横田選手、#16橋本選手、#8イシカワ選手の順。2周目に#2小森選手が5位に上がるが、1位から4位までは1秒以内で隊列走行が続き、レースは膠着したと思われた。しかし、7周目の馬の背コーナーで#16橋本選手が#244横田選手のインを刺そうと並びかける。順位を入れ替えるまでには至らなかったが、2台が争う隙に#34渡辺選手が1.024秒のリードを築く。#34渡辺選手はその後も安定したペースで走り切り、第1レースに続く2連勝。2位から4位まではオープニングラップと同じ顔ぶれとなり、#34渡辺選手の2年連続チャンピオンが確定した。

 #34渡辺選手は「3年前に大きな手術をしてからレースに復帰、昨年に続きチャンピオンに輝き感無量です。今回は2レースとも誰にも前を走らせない、という気持ちで挑みました。東北シリーズはこれで終了ですが、まだ日本一決定戦が残っています。そちらも『ノリと勢い!』で楽しむつもりです」とコメント。次なる目標は日本一のヴィッツ使いだ。
 ランキング1位は79ポイントの#34渡辺選手で、以下57ポイントの#8イシカワ選手、54ポイントの#244横田選手、32ポイントの#16橋本選手となった。開幕戦でスタートダッシュを決めた#34渡辺選手が、シリーズを牽引した1年だった。

RESULT東北シリーズ第3戦リザルト(TOP3) Race1

順位 No. Driver Team / car Total Best
1 34 渡辺 圭介 EVOLEXイマージュVitz 9'21.126 1'50.375
2 8 イシカワヨシオ 東京IRCプロμvivoヴィッツ 9'23.390 1'50.997
3 244 横田 剛 KYC CSH Vitz55 9'23.991 1'50.785

東北シリーズ第3戦リザルト(TOP3) Race2

順位 No. Driver Team / car Total Best
1 34 渡辺 圭介    EVOLEXイマージュVitz 18'28.078 1'49.872
2 244 横田 剛 KYC CSH Vitz55 18'29.269 1'49.828
3 16 橋本 元 ADVICSヤサカVitzとま 18'29.527 1'49.640

Race DataNetz Cup Vitz Race 東北シリーズ 第3戦 スポーツランドSUGO

  • 開催日

    2017年9月30日(土)・10月1日(日)

  • サーキット

    スポーツランドSUGO(宮城県)

  • 天候

    晴れ

  • 参加台数

    15台

特別賞東北シリーズ第3戦特別賞

 
特別賞 No. Driver
グッドイヤー賞 26 川中子和彦
223 湯浅辰也
ベストパフォーマンス賞 26 川中子和彦
56 横田健一郎
ウェルカム賞 130 千歳和哉
ネッツ・アナザー・ストーリー賞 130 千歳和哉

"Vitz RS Racing"との、Vitz Race 以外の素敵な付き合い方を語ってくれた選手に授与
ネッツ・アナザー・ストーリー賞 #130 千歳 和哉選手

 Vitzは快適に安全にそして少し早く目的地に到達する道具と思っていました。ところが、ある縁で親子ほども離れたレーシングドライバーに教えていただく機会を得て、その方の勧めもあってVitz Raceに参加しました。普段乗りでは燃費がよくコンパクトで取り扱いしやすい従順な道具でしたが、サーキットで走らせると、車って、こんなに曲がるの! こんなに動くの! とその奥の深さと走る楽しさを実感しています。これからは、交差点で一時停止しながらもサーキットをイメージして走っているんだろうな。