WRC 第7戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ2
エサペッカ・ラッピが3連続SSベストタイムを記録
ヤリ-マティ・ラトバラは総合4位につける
2017.06.10(土)- 07:40配信
6月9日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアの競技2日目デイ2がサルディニア島の北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合4位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合6位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)が総合8位につけた。全部で8本行われたデイ2のSSで、ハンニネンがSS3で、ラッピがSS5、6、7でベストタイムを記録するなど、ヤリスWRCはタフなグラベルロードで高いパフォーマンスを発揮した。
- #12号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
ラリー・イタリア サルディニアのデイ2は、デイ1の夜にパルクフェルメ(車両保管)が設定された島北東部のオルビアからスタート。島北東部アルゲーロのサービスパークでのデイタイムサービスをはさみ、4本のステージを各2回走行した。晴天に恵まれたサルディニア島北部は気温がかなり上昇し、グラベル(未舗装路)のコースはほぼドライコンディション。路面は砂や浮き砂利で非常に滑りやすく、パンクの危険性も高い難しい走行条件となり、多くのラリーカーがアクシデントやトラブルに遭遇した。午前中に一時ラリーをリードし、午後は総合2位につけていたハンニネンも、1日の最後のSSのフィニッシュ近くでスピンしたが、それでもヤリスWRCは前日に続き全車が全ステージを走破。トータルで4本のSSベストタイムを記録するなど実りある1日となった。
#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
#11号車(ユホ・ハンニネン、カイ・リンドストローム)
エサペッカ・ラッピ
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