3月25日(日)、本年、最初の“GAZOO Racing ワクドキ サーキットを走ろう”が、爽やかに晴れた富士スピードウェイのショートサーキットにおいて開催された。この日、富士スピードウェイでは、スーパー耐久シリーズ2012 第1戦 スーパーTECとファン感謝イベント“FUJI SPEEDWAY MOTOR SPORTS DREAM(FMD)2012”が、開催されており、今回の“ワクドキ サーキットを走ろう”は、同イベントのお客様を対象とした“サーキットチャレンジ体験”である。
インストラクターが運転するLEXUS IS Fの先導に続き、LEXUS IS250のステアリングを握って、テクニカルな富士のショートサーキットを走ることができるこのプログラム、当日の参加受付にもかかわらず、朝から、レーシングコースのパドック内に設けられた参加受付に、お客様の列ができ、用意された参加枠はあっという間に埋まった。
参加受付を済まされたお客様が、ショートサーキットに来場し、インストラクターによる説明に続いて早速コースイン。
参加いただいたお客様は、昨年までの“ワクドキ サーキットを走ろう”同様、「今回がサーキット走行は初めて」という方が半数以上を占めた。また、“FMD & スーパー耐久”との同時開催ということから、「レース観戦のついでに」というご家族連れやお友達同士が目立った一方、今回の走行を目的に来られたお客様も多数見受けられた。
ご家族連れの中では、まず「お父さんがサーキットを走るのにお子様が同乗」、または、小さなお子様の場合、「お母さんと一緒にピットから応援」というパターン。今回の体験を通じ、ご家族でクルマの話題で盛り上がってくれることだろう。
次は、免許取りたての若者が、お母様を助手席に乗せてサーキット走行!このご家族は、ドライバーの若者もさることながら、お母様も大興奮!お父様もクルマ好きと伺ったが、どちらかといえばお母様の影響?しかも、何と息子さんの免許取得に合わせて、このご家庭では、めでたくあの“86”の購入予約をされたとのこと!これからもご家族皆さんでクルマを楽しんでいただきたい。
また、あるご夫婦は、旦那様の運転に奥様が同乗と思いきや、運転席に乗り込んだのは奥様!事情をお伺いすると、旦那様は、既に富士スピードウェイのライセンス保有者とのことで、今回は奥様を同じ趣味に勧誘。これからはご夫婦揃ってサーキット走行を楽しまれることだろう。
参考まで、今回参加されたお客様に、お持ちのクルマをお伺いすると、インプレッサ、ランサー・エボリューション、アルテッツァ、フェアレディZ、スカイラインといったお答えが目立ち、「なるほど」との印象だが、先にもご紹介したとおり、このようなクルマをお持ちでも、「サーキットは走ったことがなかった」という方も多い。ぜひ次はご自分のクルマでご参加いただきたい。
また、ミニバンにお乗りの方も多く、「自分のクルマでは無理…」とお思いのようだが、ミニバンで参加できるプログラムもあるので、次回はぜひ、ご自分のミニバンでチャレンジしていただきたい。
ちなみに、この日は、「トヨタ・モータースポーツ・クラブ(TMSC)」主催による「JAFモータースポーツ 国内Bライセンス講習会」も同時開催され、新たに6名のライセンスホルダーが誕生!競技デビューも間近か?
今回も様々な方にご参加いただいたが、皆様一様に参加前の不安顔が終わったあとは笑顔に変わられた。 これからもGAZOO Racingでは、今回のような気軽なサーキット走行の機会をご提供していくので、今まで以上に多くの方にご参加いただき、たくさんの笑顔に出会えることを心から期待する。