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オリビエ・パニスが今季限りで12年間にわたるF1ドライバーを引退2006.09.18

パナソニック・トヨタ・レーシングは、オリビエ・パニスが2006年末でチームを離脱することを発表した。これによって、オリビエ・パニスは12年に渡るF1でのキャリアに終止符を打つことになる。

本年末でテストドライバーの契約を終了するオリビエ・パニスは「トヨタは、大きな進歩を成し遂げてきた。そして、その進歩の一部を担えたことを嬉しく思っている。チームは常に高いモチベーションを持ち、それは今も変わらない。私は、チーム全体がしてきた仕事を信じているし、一緒に働いてきた仲間のことを思うと寂しくなるだろう。しかし、私が再びレースを戦いたいという希望を果たす新たな機会であることも分かっている。私は、F1以外の、新しいレースへのチャレンジを楽しみにしているが、これからもトヨタのパフォーマンスに注目し続け、彼らが成功に値する全てを達成出来ることを期待している」と語った。

パナソニック・トヨタ・レーシングのチーム代表である冨田務は「オリビエ・パニスの、4年間に渡る協力と、チームとの作業における高いレベルの貢献について、非常に感謝している。彼の専門的な知識と人間性は、全体的なパフォーマンスの向上と共に、チームが成長する大きな力となった。我々は、彼のレースを続けたいという希望を理解し、チーム離脱を受け入れた。彼の持つ経験を共有できたことに感謝し、これからの活動を支援する」と語った。

2006年末でオリビエ・パニスとリカルド・ゾンタが、チームを去ることに伴い、パナソニック・トヨタ・レーシングは、新たなテスト体制を築くために、サードドライバー兼テストドライバーとして、フランク・モンタニーとの契約がまもなく合意に達する予定である。

また、パナソニック・トヨタ・レーシングはテストドライバーとして、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)で活躍中の若いドライバー起用の可能性も考えている。

テストドライバーのラインナップが確定次第、パナソニック・トヨタ・レーシングは詳細について発表する。

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