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F1シミュレーターカー貸出企画「富士吉田市市制祭」イベントレポート2007.08.01
F1シミュレーターカーが昭和レトロな街にやって来た!
7月28日山梨県富士吉田市。この日、同市の57回目の市制祭が行われ、パナソニックトヨタレーシングF1シミュレーターカーも、お祭りの盛り上げに一役買うことになった。
富士吉田市は、日本一の標高を誇る富士山の北麓に位置する人口56,000人の街で、秋にF1日本GPが行われる富士スピードウェイにも程近い。そういう こともあって、市民のF1への関心も高く、同市の月江寺商店会のみなさんから「市制祭にフルサイズF1シミュレーターカーを・・・」という企画応募に応え る形で、今回の貸し出しは実現となった。
会場となった月江寺商店街は、映画「ピーナッツ」のロケ地ともなった昭和レトロな街並みで、そこに最先端技術の象徴的とも言えるF1カーが突然姿を現した訳だから、街の人々も目を丸くして驚くとともに大感激。
イベントは午後3時にスタート、午後9時まで商店会スタッフの手で運営された。その間、体験走行でエキサイトする人々、それを見て湧き上がる歓声。そして乗車撮影会で家族の記念写真を撮る人々で会場はにぎわい、子供からお年寄りまで約2,000人の市民がF1シミュレーターカーをそれぞれに楽しみ感動してくれた。
F1ドライバーの気分を味わえてすごく面白かった・・・志村さん。
当日一番乗りを果たした志村さんに、体験走行のインプレッションを聞いた。 「F1が好きで、ゲームセンターのシミュレーターも良くチャレンジしています。市制祭のチラシを見て、フルサイズF1シミュレーターカーが来ることを知り駆けつけました。 実際ドライビングしてみると、ゲームセンターのものとは全然違いますね。ブレーキをシッカリかけないと曲がり切れないし、ハンドリングもシビアで難しかったです。でも、F1ドライバーの気分を味わえてすごく面白かった。」
F1がきっかけで、環富士山ネットワークができた・・・富士吉田市長。
富士吉田市の堀内市長も会場に駆けつけ、F1シミュレーターカー体験をしてくれました。 「今回の市制祭の一番の目玉ですから、いの一番に視察に来ました。ドライビングさせていただいたのですが、難しいですね。でも、こんな体験ができる機会は、滅多にありませんからワクワクでした。 秋に富士スピードウェイで行われるF1日本GPは、経済効果という面はもちろんですが、初めて環富士山の自治体が結束するキッカケをつくってくれ、そういった面からも非常に有意義なイベントだと感謝しております。」