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パナソニック・トヨタ・レーシング ウルト社と新規契約締結 公式サプライヤーとしてチームを支援2008.01.07
トヨタ・モータースポーツ有限会社(以下TMG)は世界的な整備・組み付け工具・ツール類を取り扱うウルト社(本社:ドイツ)と、パナソニック・トヨタ・レーシングとの公式サプライヤー契約を結んだことを発表した。
ウルト社は、ネジ類やアッセンブリー技術における世界最大級の取り扱い商社であり、その製品数は10万以上に及び、ウルトグループは86カ国に386社の代理店を有し、30000人の販売員によって展開されている。
2008年シーズン、ウルト社はパナソニック・トヨタ・レーシングにツールや整備用の組み付け工具などを供給し、同社のロゴマークがピットガレージやチームトラック、公式リリース等に表記されることとなる。ウルト社とのパートナーシップは1月10日にドイツ・ケルンのTMGで行われるチームのプレシーズンイベントで初めて公表される。
シーズンを通し、ウルト社は整備・組み付け工具とアッセンブリーに関する専門知識をパナソニック・トヨタ・レーシングのF1チャレンジにもたらし、高性能な工具がピット及びケルンのファクトリーでも利用されることになる。
TMG社長 ジョン・ハウエット:「ウルト社を公式サプライヤーとして迎えられたことを非常に嬉しい。ウルト社はパナソニック・トヨタ・レーシングにとって完璧なパートナーだ。なぜならどちらもドイツを本拠地とし、グローバルな挑戦を望み、その準備が出来ている世界規模の企業だからである。企業として、ウルト社を我々の価値あるパートナーの一員に加えられたことを誇りに思うと共に、2008年が、パナソニック・トヨタ・レーシングに関係する全ての人々と企業にとって忘れられない年になるよう、可能な限りの努力を続ける」
ウルト社広告・マーケティング部長 ディーター・ミュンヒ: 「ウルト社はパナソニック・トヨタ・レーシングの2008年公式サプライヤーになることを喜んでいる。共に働き、我々の協力関係が更に強まることを非常に楽しみにしている。ウルト社の社風はチームワーク、挑戦、そして決意によって形成されている。そしてそれはパナソニック・トヨタ・レーシングと共有出来るものであり、F1における成功への重要な要素である」