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2008年モータースポーツ活動計画発表会& 2008 TOYOTA DRIVERS “PREMIUM NIGHT”を開催!2008.03.10

2008年シーズンの開幕を目前に控えたトヨタは3月7日(金)、都内ホテルで 「2008年モータースポーツ活動計画発表会」を開いた。同日夜には「2008 TOYOTA DRIVERS “PREMIUM NIGHT”」と題したファン向けのイベントも開催。さらに翌3月8日(土)は都内2カ所で「2008開幕直前!トヨタモータースポーツスペシャルイベント」を行い、パナソニック・トヨタ・レーシングのF1ドライバーらが出演した。

2008年のモータースポーツ活動と支援計画を発表

ホテルニューオータニ(東京・千代田区)で開かれた「2008年モータースポーツ活動計画発表会」は、まずトヨタ自動車株式会社取締役社長の渡辺捷昭が「若い方々の車離れが叫ばれている」と近年の傾向を示した上で、「車の楽しさをマキシマイズすることは、われわれの重要な取り組み課題。人と車が最高の技術を目指して戦うモータースポーツには車の持つ夢や感動が凝縮されている。その頂点であるF1で今年こそは初優勝するために全力を尽くす」とあいさつ。F1を統括するTMG(トヨタモータースポーツ有限会社)会長兼トヨタ自動車常務役員の山科忠は、「トップチームに追いつけなかった昨年の経験をもとに、新車の開発に全力を尽くしてきた。その成果が新型車TF108。空力コンセプトを一新し、バランスやダウンフォースの変化を最小限にとどめ、車両の挙動も安定した」と報告した。

ドライバーラインアップについては、「経験豊富なヤルノ・トゥルーリと、昨年GP2チャンピオンに輝いたティモ・グロックにご期待いただきたい」とし、サードドライバーを務める小林可夢偉についても「TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)で養った経験を発揮している」と評価。「今年こそ上位争いに加わり、表彰台の頂点を絶対に目指す」との宣言で締めくくった。

一方、ドライバーも新加入のグロックが「ヤルノと可夢偉と3人で力を合わせ、トヨタを強いチームにして良い結果をもたらしたい」と抱負を語り、可夢偉も「新型車はブレーキングスタビリティを始め、さまざまな面で向上している。引き続き、良い車をつくることに専念する」と意気込みを述べている。ウィリアムズF1チームからF1フル参戦を果たすTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)出身の中嶋一貴も、「今までしっかり準備をしてきたつもり。それを信じてベストを尽くす」と活躍を誓った。

ティモ・グロックと小林可夢偉からの開幕直前ビデオメッセージはこちら>>

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