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F1ドイツGP 山科忠(TMG会長兼チーム代表)Q&A2008.07.20

まず、ティモの容態はいかがですか?

「幸いティモには何も問題ない。これこそが一番重要なことだ。今回のアクシデントでは明らかにその衝撃が大きく、彼もすぐにはクルマから出てこなかったため、サーキット内のメディカルセンターに運ばれた。これはこうした状況では通常の手続き通りだ。怪我をした徴候は何もなかったものの、用心としてレントゲンを含む更なる精密検査を受けるべく、そこから病院へと移送された。現在彼は諸々の検査を全て終え、何も問題ないことが既に確認されている。脳震盪も起こしていない。」

彼はいつ退院できるのですか?

「こうした状況における通常の手続き通り、彼は病院で一晩過ごすことになる。」

ティモはハンガリーでレースに参加するのでしょうか?

「我々は、ティモはハンガリーGPに向けて万全な状態になると確信している。当然ながら今回のアクシデントのせいで彼は幾分動揺してはいるものの、彼に問題ないことは全ての検査結果が示している通りだ。そのため、この件について我々は心配していない。」

アクシデントは何が原因だったのでしょう?

「クルマが衝撃のせいでかなり損傷しているため、現段階ではまだアクシデントの原因を分析中だ。テレメトリーを分析し、ビデオに残されている映像を確認しなくてはならない。」

チームは(レース中に)安全確認のためヤルノをピットに呼び戻すことや、あるいは彼にレースからリタイアさせることを考えましたか?

「セーフティーカーが出動すると同時に我々は戦略を変更し、ピットレーンが オープンになったらすぐにヤルノをピットインさせることにした。これにより我々はレースが再開される前にヤルノのクルマを目視で検査する機会を得られた。ピットストップ時のこの検査と我々のテレメトリーからは何も不安な要素が見つからなかったため、ヤルノはレースを続行した。」

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