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富士スピードウェイでトヨタモータースポーツフェスティバル2008開催!2008.11.27
毎年恒例の「トヨタモータースポーツフェスティバル(TMSF)」が11月23日(日・祝)、晴天の富士スピードウェイで開催され、詰めかけた約3万人のファンが、世界のモータースポーツシーンで活躍するトヨタレーシングカーの走りを堪能した。
出演ドライバーが勢ぞろいするウエルカムセレモニーで始まったTMSFは、小林可夢偉によるF1カーオープニング走行で華やかに開幕。
コース上で、トヨタの様々なレーシングカーが迫力のある走りを繰り広げる中、メインスタンド裏のイベントステージでは、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック、可夢偉、そしてTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーの中嶋一貴選手(ウィリアムズF1チーム)によるF1ドライバートークショーが行われた。
「2008年は全体的に良いシーズンだった」とヤルノとティモ。それぞれ表彰台に上がった第8戦フランスGP(ヤルノ3位)と第11戦ハンガリーGP(ティモ2位)を振り返り、チームの進化を強調した。ちなみにTMSFでトヨタF1チームの両レースドライバーが揃ったのは初めてのことだ。
午後になるとヤルノ、ティモ、可夢偉の3人は「サーキットタクシー」に参加、LEXUS IS Fにファンを乗せてコースを疾走。ヤルノとティモがドリフトのサービスで同乗者はもちろん、抽選にもれたスタンドのファンをも楽しませた。
各カテゴリーのドライバーが、普段戦っているのとは異なるカテゴリーの車種をドライブする「レーシングカーシャッフル」も観客を沸かせた。ヤルノはSUPER GT500クラス36号車PETRONAS TOM’S SC430、ティモは1999年ル・マン24時間レースで総合2位のTS020、可夢偉はSUPER GT 300クラス95号車ライトニング マックィーン apr MR-Sに乗り込み、コースを2周。トップチェッカーはTS020を駆ったティモが受けた。
また、トヨタの超高効率パッケージカーiQで競う「iQジムカーナ対決」もあり、可夢偉がSUPER GTドライバーの伊藤大輔選手、平手晃平選手らと組み、SUPER GTドライバーの脇阪寿一選手、石浦宏明選手と組んだ中嶋選手と接戦の末、惜しくも勝利を逃した。
朝から盛りだくさんの内容でドライバーとファンが触れ合ったTMSFは、ヤルノとティモによる「トヨタF1カー・スペシャルラン」でフィナーレを迎えた。同イベント初顔合わせの二人は華麗なランデブー走行でコースを2周。ホームストレートに戻ってくるやいなやドーナツターンを披露し、派手にタイヤスモークを上げるパフォーマンスでイベントの最後を締めくくった。