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ティモ・グロックがドイツGP限定ヘルメットを披露2009.07.10

パナソニック・トヨタ・レーシングのドライバー、ティモ・グロックは、ドイツGPが開催されているニュルブルクリンクで、新しいデザインのヘルメットを披露した。

パナソニック “キッズ・スクール”デザインコンテストは、グロックがドイツGPの週末に着用する、新しいヘルメットのデザインコンテスト。ドイツの学校に通う5歳から17歳の170名を超える子どもたちから応募があった。

ティモは、シルバーストーンで行われた前回のイギリスGPで、厳選された応募作品を審査し、ニュルブルクリンクから400キロメートルほど北東にあるバート・リップスプリンゲに住む、6歳のトム・ルカ・ホフマン君が優勝者に選ばれた。トム君が描いたデザインは、グロックが運転するF1カーが、応援する人たちの前を通る様子を表現している。

パナソニック・トヨタ・レーシングのVIPゲストとして、家族と一緒にニュルブルクリンクに招待されたトム君はチームのモーターホームを訪れ、採用されたイラストが描かれたヘルメットを自らグロックにプレゼントし、ティモからはサイン入りのヘルメットのレプリカを受け取った。またこの様子は、ニュルブルクリンクのパドックにいるテレビ関係者、報道カメラマンに公開された。

ティモは「小さな子どもなのに、細かいところまで良く描かれているので、トム君のイラストに感心した。それが、トム君のデザインを選んだ理由。このヘルメットを被り、地元のファンの前で、レースをすることを楽しみにしている。ヘルメットは幸運のお守りだ!」と話している。

ティモは、ドイツGP限定ヘルメットを、国連世界食糧計画(http://www.wfp.or.jp/)チャリティー・オークションに出すことを決めた。今週土曜の夕刻に、ニュルブルクリンク内新アリーナで開催されるボクシング世界タイトルマッチ(Felix Sturm 対 Khoren Gevor)の試合直前から開始される。
ボクシングのメインタイトルマッチの前には、世界レベルのボクシングの試合が夜10時(現地時間)までに6つ予定されており、テレビ中継の下、セレブやメディアを含めた会場の5千人の観衆を前に、ティモによりインターネットオークション開始が宣言される。

国連世界食糧計画であり、パナソニック・トヨタ・レーシングのパートナーであるALJ社協賛プログラムである “Fill the Cup(コップを満たそう)”のロゴは、すでにTF109のフロントウィングに掲出されており、今回のティモの活動はこれに連動することとなる。このパナソニックの“キッズ・スクール”デザインコンテストは国連世界食糧計画・飢餓撲滅活動への貢献となっている。

*グロックはハンガリーGP以降、通常のデザインのヘルメットに戻す予定。

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