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第15戦 日本GP T.グロックに代わり、小林可夢偉がプラクティス初日を走行2009.10.02
パナソニック・トヨタ・レーシングは、鈴鹿サーキットでの日本GP初日のプラクティスで、体調が万全でないティモ・グロックに代わり、サードドライバーの小林可夢偉を走らせることを決定した。
風邪と熱に苦しんでいるグロックは、日本GPの予選と決勝までに体調を回復するために、フリー走行初日は休息をとるよう、チームドクターからアドバイスがあった。
23才の小林は今年、GP2アジアシリーズの王座を、日本人として初めて獲得、また、参戦2年目となるGP2シリーズも終了したばかり。2008年の初めからパナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーを務めている。
小林可夢偉 :
今日は、ティモの具合が悪くて、とても残念だ。しかし、チームが私を信頼して、日本GPのフリー走行に参加させてくれたことは嬉しく思う。これまで、 TF109の走行経験を重ねてきているが、たとえフリー走行だけであっても、鈴鹿での運転を楽しみにしている。レースに向けてチームとしての準備に貢献で きるよう、ベストを尽くしたい。もちろん、ティモの早い回復を願っている。
小林可夢偉の経歴
- 1996年
- SL たからづか大会カデットクラス3位
- 1997年
- SL 全国大会 カデットクラス優勝
- 1998年
- JAF カップ西地域 カデットクラス優勝
- 1999年
- SL 全日本大会(SストックDクラス)優勝
- 2000年
- 全日本ジュニアカート選手権
鈴鹿カート選手権 シリーズチャンピオン - 2001年
- 全日本カート選手権ICA シリーズチャンピオン
アジアパシフィック選手権ICA 2位
フォーミュラ・トヨタレーシングスクール受講
スカラシップ生に選出される - 2002年
- ヨーロッパカート選手権シリーズ参戦
フォーミュラトヨタ参戦 - 2003年
- フォーミュラトヨタシリーズ参戦 シリーズ2位
- 2004年
- フォーミュラルノーイタリア選手権に参戦 シリーズ4位(2勝)
- 2005年
- フォーミュラルノーイタリア選手権 シリーズチャンピオン(6勝)
フォーミュラルノーユーロ選手権 シリーズチャンピオン(5勝) - 2006年
- F3ユーロシリーズ参戦 シリーズ8位(ルーキーオブザイヤー)
- 2007年
- F3ユーロシリーズ参戦 シリーズ4位(1勝)
- 2008年
- GP2アジアシリーズ参戦 シリーズ6位(2勝:日本人初優勝)
GP2シリーズ参戦 シリーズ16位(1勝:日本人初優勝)
パナソニック・トヨタ・レーシング サードドライバー - 2009年
- GP2アジアシリーズ参戦 シリーズチャンピオン(2勝)
GP2シリーズ参戦 シリーズ16位 (3位 表彰台1回)
パナソニック・トヨタ・レーシング サードドライバー