第1戦 オーストラリアGP 2002

2002年3月8日(金)(フランス・ポールリカールサーキット発)

ステファン・サラザンが"トヨタTF102"を初テスト

ホームサーキット南仏"ポール・リカール"で850Km余りを走破。

パナソニック・トヨタ・レーシングは、衝撃的なデビュー戦となったF1開幕戦オーストラリアGP後、南仏の"ポール・リカール"で2日間のテストを行った。

テストドライバーは、ステファン・サラザンで、1周5.875Kmのコースを851Kmテスト走行した。7日(木)は、曇っていた天候も8日(金)には、日が射すまでに回復。電子制御のセットアップを中心に、ラウンチ/トラクションコントロールのテストをはじめ、新仕様のエンジン、さらにはエアロダイナミクスのテストと、精力的に各種テストをこなした。

ドライバー ステファン・サラザンのコメント:
初めてトヨタTF102をテストした成果には、とても満足している。左足ブレーキには、慣れが必要であったが、とても良いフィーリングを掴むことが出来た。テストした2機のエンジンは、共に400Km以上を走り切り、信頼性の高さも把握出来た。

パナソニック・トヨタ・レーシングは、次戦マレーシアGP後に次のテストセッションへ向け、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットへと移動する。テストドライバーは、3月20日(水)がライアン・ブリスコ、21日(木)と22日(金)がミカ・サロの予定。