第2戦 マレーシアGP 2002

2002年3月15日(金)

O.アンダーソン インタビュー

パナソニック・トヨタ・レーシングにとって、オーストラリアGPでの6位入賞はどれくらい重要か?

信じられないくらいの好成績だったが、これは極めて普通ではない状況下で成し得たことであることを憶えておかねばならない。メルボルンのレースは、ノーマルなものではなかった。しかし、6位入賞はチーム全員にとって、とても大きな影響を及ぼした。チームの士気が高まっている。

TF102のパフォーマンスについてはどうか?

予選も、決勝もメルボルンでは 多重クラッシュやレースの中断等があったので、TF102の真のパフォーマンスは分からない。もしかすると、マレーシアGPの後でも分からないかもしれない。
しかし、我々のF1カーは、まずまずの力を持ったクルマだと思っている。

パナソニック・トヨタ・レーシングが、シーズン開幕戦で学んだことで一番大きいことは?

我々は、プレッシャーの中でもやっていけることを証明したし、チームとして団結して仕事ができることを証明した。私にとっては、これも一つの目標を達成したことになる。メルボルンでアロウズのクルマが2台ともグリッド上でストールしてしまったようなアクシデントは、我々に起きていてもおかしくはなかったかもしれない。今回は大丈夫だったが。

これからの数レースにあたり、チームの目標は?

まずは、我々のF1カー2台が完走することを望んでいる。これができれば、私は大変嬉しい。そして、もし、完走して10位以内、またはその周辺でフィニッシュできれば、さらに嬉しい。

今年1月以降のテストでの、ミカとアランのパフォーマンスをまとめてください。

私が2人に期待している仕事を、彼らはこなしてくれているので、2人のドライバーには、満足している。アランがメルボルンでのデビュー戦で多重クラッシュに巻き込まれ、第一コーナーより先に行けなかったのは残念。しかし、これもレース。

チームに、NO.1、NO.2ドライバーの考えはあるのか?

ない。スペアカーをどちらのドライバーに合わせるか、予選まではレースごとに替えている。日曜の決勝では、予選でいいポジションをとったドライバーにスペアカーを合わせる。