第3戦 ブラジルGP 2002
2002年4月3日(水)(スペイン・バレンシア・リカルド・トルモ・サーキット発)
F1バレンシア合同テスト2日目 天候は回復 欧州戦へのテスト走行
電気系の不調も体験。徹底的な原因究明を行い、アラン・マクニッシュが27周
F1バレンシア合同テスト2日目を迎えた、バレンシア地方にいつもの爽やかな朝が戻ってきた。 豪雨に見舞われた昨日が嘘のように晴れ渡り、冷たい風だけが相変わらずサーキットを吹き荒れた。 昨日同様、8チームがテストに参加、J.モントーヤ、G.フィジケラ、J.トゥルーリ、O.パニスなど、 ブラジルGP帰り組のドライバーが新に加わり、一気に活気を帯びて、午前9時からテストを開始。
パナソニック・トヨタ・レーシングのアラン・マクニッシュと“トヨタ・TF102“も強風をものともせずに ピットアウト。ドライコンディションとなったコースでテスト走行を開始した。しかし、走行開始直後から 電気系に不調が発生、午前10時半過ぎにはピットイン。エンジニア達の徹底的な原因究明と 対策作業が続いた。
そしてテスト走行に復帰したのは、午後3時30分過ぎ。思わぬ長時間のピット作業ではあったが、 次戦サンマリノGPからの欧州戦に向けた、各種新機構を徹底的にチェック。問題点を洗い出し、 改良、改善を加えるという、本来のテストの目的のひとつを遂行した。
午後5時のテスト終了までにアラン・マクニッシュは27周を走行。復調した“トヨタTF102”と アラン・マクニッシュのバレンシアでのテスト走行は、明日が、タイヤテストも含めた最終日となる。
アラン・マクニッシュ:
電気系に問題を発見し、その解明のために走行をストップせざるを得なかった。しかし、これは、 次戦への重要な過程であり、その後、修復してからはブレーキテストや次戦サンマリノへ向けての テストを行った。本来予定していたテストや、走行周回数は限られてしまったが、明日は、充分に テスト走行が出来ると思う。
4月3日(水) F1合同テスト 2日目の記録
ドライバー: | アラン・マクニッシュ |
天候: | 晴れ |
気温: | 最高気温18℃ 最低気温14℃ |
周回数: | 27ラップ |
ベストラップ: | 1分17秒07 |
路面状況: | ドライコンディション |
路面温度: | 最高24℃ 最低14℃ |
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