第7戦 モナコGP 2002

2002年5月28日(火)(イギリス・シルバーストーンサーキット発)

ウェットコンディションの中、F1シルバーストーン合同テストに参加

テスト初日は、ステファン・サラザンとライアン・ブリスコが走行

パナソニック・トヨタ・レーシングは、先週末のモナコGP後、テスト・チームが、イギリス・シルバーストーン・サーキットでのF1合同テストに参加している。

昨年8月にテストカーである"TF101"でテスト走行を行って以来の、シルバーストーンでのテストとなるが、今回は、次戦カナダGPを前に、3日間にわたり"トヨタTF102"のさらなる改善に取り組む予定である。

テスト初日は、テストドライバーのステファン・サラザンとライアン・ブリスコがテストを行い、明日からの2日間は、ミカ・サロとアラン・マクニッシュがテストを担う。

ステファン・サラザン:
「今日は雨に見舞われ、コースがウェットコンディションだったので、当初予定していたカナダGPへ向けてのエアロダイナミクスのテストが出来なかったが、かわりに、デフレンシャルのマッピングとトラクションコントロールのセッティングを行った。そんな中、不幸にも、セッション終盤においてスピンを喫してしまった。一瞬の出来事で、なぜスピンしたのかは分からないが、 "TF102"にダメージを与えてしまった」

ライアン・ブリスコ:
「とても良い一日だった。コースは、1日を通じてウェットコンディションであったが、トラクションコントロールと、メカニカル・セットアップで成果を得る事が出来た。確かな手応えを感じるとともに、非常に運転がしやすくなった」

5月28日(火) F1シルバーストーン合同テスト 1日目の記録

ドライバー:

ステファン・サラザン(TF102/03)
ライアン・ブリスコ(TF102/05)

天候:
気温: 最高気温15℃  最低気温11℃
周回数: ステファン・サラザン 38ラップ
ライアン・ブリスコ 51ラップ
ベストラップ: ステファン・サラザン 1分38秒98
ライアン・ブリスコ 1分36秒86
路面状況: ウェットコンディション
路面温度: 最高17℃  最低12℃