第9戦 ヨーロッパGP 2002

2002年6月23日(日)

ヨーロッパGP 決勝レース ハイライト

Lap 1

マクニッシュ、好調のスタートを切り、2台抜き11位へ。サロは12位へ後退。2ストップ作戦のマクニッシュに対し、1ストップを採用したサロは多量の燃料を積載。激しく順位が入れ替わった第1周回目をバリチェロがトップで抜ける。後を、R.シューマッハ、M.シューマッハ、モントーヤ、クルサード、ライコネンと続く。

Lap 3

サロ、O.パニスに抜かれ、順位を1つ落とす。

Lap 5

トゥルーリがスピン。マクニッシュ、10位へ。

Lap 6

サロ、第1コーナーでスピン。12秒をロスし、20位へと順位を落とす。燃料積載量が多いためにタイヤに負荷がかかり、ハンドリングにトラブルを起こしていたため。

Lap 7

マクニッシュ、同じく2ストップ作戦をとっているトゥルーリに再度抜かれ、順位を落とす。

Lap 21

マクニッシュ、11位の時点にてピットイン。前輪左側のホイールに問題があり、6秒のロス。

Lap 23

サロ、タイヤ交換のため、予定より早いピットイン。これにより、総ピットイン回数が増えてしまうこととなる。M.シューマッハは、ピットストップにてチームメートを抜くべく、バリチェロとの差を詰めようと追い上げるがスピン。11秒のロスとなるが、弟のR.シューマッハに抜かれる前にレース復帰。

Lap 25

ラップリーダーのバリチェロ、ピットイン。トップを保持し、レース復帰。

Lap 39

10位を走っていたマクニッシュ、2ストップ作戦採用の他車の先陣を切り、2度目のピットイン。14位へ後退。サロが15位で続き、ここで自己最高ラップ1分35秒267を記録。

Lap 45

バリチェロの2度目のピットストップにかかった時間はわずかにM.シューマッハより少なく、ピットイン後もトップを守る。

Lap 46 マクニッシュ、フレンツェンに抜かれ、13位へ後退。シート不具合のため、肩を痛める。
Lap 47 サロ、タイヤ交換のため、2度目のピットイン。8.7秒のストップ。順位は変わらず15位。
Lap 51 サロ、ハンドリングトラブルのため、3度目のスピン。ギアボックス関係と見られるメカニカルトラブルのため、ストップ。F1初参戦のパナソニック・トヨタ・レーシングに今シーズン5度目の予選トップ10入りをもたらしていたが、惜しまれるリタイアとなる。
Lap 56 マクニッシュ、セクター1にてスピードトラップ最高速度、時速275.7キロをマーク。
Lap 58 マクニッシュ、自己最高ラップ1分35秒503を記録。
Lap 60 バリチェロ、2度目の優勝。2位M.シューマッハ、3位ライコネン。続いてR.シューマッハ、バトン、マッサと続く。マクニッシュは14位フィニッシュ。肩の負傷のため、クルマを降りるために手助けが必要であった。

決勝 最速ラップ

 

最速タイム

1m32.226

15.

M.サロ

1m35.267

17.

A.マクニッシュ

1m35.503


決勝 最高速度

 

最高速度

310.7kph

3.

A.マクニッシュ

310.1kph

5.

M.サロ

309.8kph


決勝 区間最高速度

 

 

セクター 1

最高速度

275.7 kph

 

1.

A.マクニッシュ

275.7 kph

 

11.

M.サロ

272.2 kph

セクター 2

最高速度

231.5 kph

 

6.

A.マクニッシュ

226.0 kph

 

7.

M.サロ

225.9 kph

セクター 3

最高速度

254.7 kph

 

3.

A.マクニッシュ

253.8 kph

 

6.

M.サロ

251.2 kph