第10戦 イギリスGP 2002
2002年7月12日(金)(イタリア・モンツァ・サーキット発)
F1モンツァ合同テスト最終日 次戦からの激戦へ向けて成果
ミカ・サロはタイヤテストも消化。アラン・マクニッシュはエンジン不調も多くのデータを収集
パナソニック・トヨタ・レーシングのミカ・サロと、再びテストに戻ったアラン・マクニッシュの2人は、イタリア・モンツァ・サーキットでの4日間にわたるF1合同テスト最終日を迎えた。
ミカ・サロは、予定されていたテストプログラムを滞りなく終えるとともに、ミシュランのタイヤテストもこなすことが出来た。またアラン・マクニッシュは、午後のセッションでエンジンの不調に見舞われたものの、ブレーキのテストと各種データの収集に成果を納めた。
パナソニック・トヨタ・レーシングは、4日間のF1モンツァ合同テストの成果を活かし、来週、フランス・マニクールで行なわれる第11戦フランスGPへと挑戦する。
ミカ・サロ: TF102/05 ベストラップ:1分23秒720 周回数:65周
「とても充実した1日だった。唯一の問題といえば、デファレンシャル内部の破損に見舞われ、リア部分の交換を強いられてしまった。しかし、ミシュランのタイヤテストも行うとともに、サスペンションのセットアップも行ない、予定の周回数をこなすことが出来た」
アラン・マクニッシュ: TF102/03 ベストラップ:1分25秒000 周回数:21周
「今日は、イタリアGPのためや、パフォーマンス向上のためではなく、あくまでもデータの収集に時間を費やした。多くの周回は重ねられず、午後には、エンジンの不調も抱えてしまった。モンツァ・サーキットは、アクセル全開の直線もあり、エンジンにはとても厳しいコース。今日のエンジン不調の原因は、ケルンのエンジニアによって早急に究明され、対策が行われるはずだ」
7月12日(金) F1モンツァ合同テスト 最終日(4日目)の記録
ドライバー: | ミカ・サロ/アラン・マクニッシュ |
天候: | 快晴午後時々曇り |
気温: | 最高気温33℃ 最低気温25℃ |
路面状況: | ドライコンディション |
路面温度: | 最高44℃ 最低29℃ |
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