２００２年１０月２日（水）（スペイン・カタルニア・サーキット発）

Ｆ１バルセロナ合同テスト２日目　テストドライバー２人が成果

"トヨタＴＦ１０２"、進化型"トヨタＴＦ１０２Ｂ"ともに、テストプログラムを遂行

パナソニック・トヨタ・レーシングのテストドライバー、ステファン・サラザンとライアン・ブリスコは、スペインのカタルニア・サーキットで行われている３日間にわたる合同テストの２日目を終えた。

ステファン・サラザン（フランス）は、進化型"トヨタＴＦ１０２Ｂ"の開発を担当し、ライアン・ブリスコ（オーストラリア）は、従来型"トヨタＴＦ１０２"でのテストを続行。両ドライバー共に、昨日来のテストプログラムを引き続きこなした。

明日３日（木）、パナソニック・トヨタ・レーシングは、２００２年シーズンのための最後のテストとなるバルセロナ合同テスト最終日（３日目）を迎える。２００３年シーズンへ向けての本格的なテストは１１月の終わりから再開される。

ライアン・ブリスコ：　ＴＦ１０２／０４　ベストラップ：１分２０秒２２４　周回数：６２周
「今朝、データ収集のためのテストプログラムを完了し、来週に迫った日本ＧＰに向けて基本的なセットアップに照準を合わせた。この中には、空力部品の比較も含み、成果を得た。とても有意義な１日であり、すべてが計画通りに進行した。明日も、同様にテストプログラムを遂行出来ると思う」

ステファン・サラザン：　ＴＦ１０２Ｂ　ベストラップ：１分２０秒８４０　周回数：２０周
「今日は、昨日の様には順調には行かなかった。いくつかの問題を抱え、走行時間を割かれてしまった。しかし、これは、開発のためであり、仕方がない。我々のテストプログラムの基本は、すでに"ＴＦ１０２Ｂ"に備わっている耐久性を確認することと、２００３年へ向けて、パフォーマンスをチェックし、さらなる改善を施すことにある。今日経験した問題となる部分について、正確に解析を行った。その意味でも今日は、とても興味深い１日だった」

１０月２日（水）　Ｆ１バルセロナ合同テスト　２日目の記録

ドライバー：	ステファン・サラザン／ライアン・ブリスコ
天候：	曇り時々小雨
気温：	最高気温２４℃　　最低気温１８℃
路面温度：	最高２５℃　　最低１９℃
路面状況：	一時ウェットコンディション