第2戦 マレーシアGP 2003
2003年03月22日(土)
マレーシアGP予選 O.パニスが10番手、C.ダ・マッタが11番手
明日の決勝では、猛暑の中、今期最長距離のハイスピード・サバイバルマッチに挑戦
2003年3月22日(土)(マレーシア・クアラルンプール発)
3月22日(土)、マレーシア・クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで、F1世界選手権第2戦マレーシアGPのプラクティスと予選2日目が行われた。
午前9時から11時まで45分づつ2回に分けて行われたプラクティスでは、午後の予選を前に唯一本格的に走り込めるチャンスとあって、C.ダ・マッタは初めてのコースで習熟を深めるべく34周を走り込み、5番手のタイムをマーク。しかし、O.パニスは決勝用セッティングを見出したものの、2回目のプラクティスセッションでエンジンに不調を抱え12番手に甘んじて予選へ臨むこととなった。
午後2時から行われた予選2日目は、昨日の予選第1日目下位から順に、1台ずつタイムアタック。7番目にコースインしたO.パニスは1分38秒094で予選10番手。午前中のプラクティスでクラッチに不調を抱え、Tカーで10番目にコースインしたC.ダ・マッタは1分38秒097を記録、予選11番手に付け、このTカーで決勝レースへと挑むこととなった。
明日の決勝レースは、1周5.543Kmのコースを56周し310.408Kmという今シーズンのF1GPで最長の競技距離で競われる。
オリビエ・パニス: #20 シャシー:TF103/05 出走順:7番目
予選2回目:10番手 1分38秒094(ポールと1.050秒差)
「昨日から、夜を徹して対策を施した甲斐があって、TF103は、とても良くなった。それは結果にも表れて、戦闘力を高めることが出来た。明日の決勝レースへ向けて、どの戦略が一番有効かを煮詰めてきたので、今日の予選結果には満足している」
クリスチアーノ・ダ・マッタ: #21 シャシー:TF103/04 出走順:10番目
予選2回目:11番手 1分38秒097(ポールと1.053秒差)
「予選を前に、Tカーに乗り換えなくてはならなくなったのは、残念だ。TF103には手応えはあったが、100%納得の行くセットアップとは言えなかった。Tカーでのタイムアタックであり、初めてのマレーシアGPということを考えると、予選11番手というのは決して悪いとは思わないが、よりポジションを上げられたような気もする。ただ、総合的に見ると、非常に良いポジションだと思う」
ゼネラルマネージャー 高橋敬三:
「今日は、トラブルがいくつか出たものの、両車とも昨日の課題となったセットアップは、ほぼ納得のいくものを見出すことが出来た。その結果、予選10位以内という目標も果たせ、明日の決勝レースでは、もうひとつの目標であるポイントの獲得へと挑む」
<マレーシアGP予選2日目>
天候: 晴れ
気温: 最低33℃ 最高35℃
路面温度: 最低37℃ 最高52℃
湿度: 47%
明日のマレーシアGP決勝は、現地時間午後3時(日本時間午後4時)にスタートが切られる。
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