第10戦 フランスGP 2003

2003年07月08日(火)

来週に迫ったイギリスGPに向け F1バルセロナ合同テストに参加

合同テスト初日C.ダ・マッタがテスト。R・ゾンタはドイツ・ケルン近郊で空力パーツをテスト

2003年7月8日(火)(スペイン・カタルニア・サーキット発)


先週末のフランスGPで、今季3度目のポイント獲得を果たしたパナソニック・トヨタ・レーシングは、今日から4日間、スペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで行われているF1合同テストに参加している。

7月8日(火)と9日(水)の2日間は、クリスチアーノ・ダ・マッタが、また、10日(木)と11日(金)の2日間は、オリビエ・パニスが、“トヨタTF103”のテストを引き継ぐ。

合同テスト初日となった7月8日(火)は、イギリスGPに向けて、多岐にわたるテストプログラムを実施。79周を走行し、充実した成果をあげた。

また、パナソニック・トヨタ・レーシングは、チームの本拠地であるドイツ・ケルン近郊において、リザーブ・ドライバーのリカルド・ゾンタが“トヨタTF103”の空力パーツのテストを開始し、2チーム体制でテストを行っている。


クリスチアーノ・ダ・マッタ: トヨタTF103/03 ベストラップ:1分19秒48 周回数:79周
「今週のF1合同テストでは、イギリスGPに向けた準備作業とともに、F1のテストが禁止されている夏季期間前の最後のテストであるため、膨大なテストプログラムをこなさなくてはならない。今日のテストでは、朝から基本になる“トヨタTF103”のセットアップを確認した後、クルマのバランスの分析と詳細に渡るセットアップに時間を費やした。順調にテストプログラムを消化することが出来、まったくトラブルに見舞われることなく、長距離を走行するロングランテストもこなし、とても有益なデータを収集することが出来た。合同テスト初日から、幸先の良いスタートを迎えられた」


7月8日(火) F1バルセロナ合同テスト 1日目の記録
天候:   晴れ
気温:   最低気温25℃ 最高気温32℃
路面温度: 最低27℃ 最高41℃
路面状況: ドライコンディション

明日も引き続き、クリスチアーノ・ダ・マッタが、“トヨタTF103”でテストを継続する予定。