2003年07月10日(木)

Ｆ１バルセロナ合同テスト３日目 新開発パーツに手応え

オリビエ・パニスがクリスチアーノ・ダ・マッタからテストを引き継ぎ８３周を走破

２００３年７月１０日（木）（スペイン・カタルニア・サーキット発）

Ｆ１バルセロナ合同テストに参加しているパナソニック・トヨタ・レーシングは、テスト３日目の１０日（木）と、明日の最終日はオリビエ・パニスが担当。昨日までのクリスチアーノ・ダ・マッタに代わり、“トヨタＴＦ１０３”のテストを引き継いだ。

晴天に恵まれ、オリビエ・パニスは午前中に、来週に迫った第１１戦イギリスＧＰで使用するミシュランのタイヤ評価プログラムをこなした。午後からは、新しい空力パッケージのテストなどを行い、４．７３０ｋｍのサーキットを８３周にわたって走行。性能向上の手応えを得た。

オリビエ・パニス：　トヨタＴＦ１０３／０３　ベストラップ：１分１８秒６４　周回数：８３周
「今日は天候も回復し、とても有意義なテストが出来た。午前中は、イギリスＧＰで使用するタイヤを選ぶために、仕様の異なるタイヤを装着して、比較テストを行った。午後からは、タイヤの評価プログラムを続けながら、新しい空力パーツと新しいスペックの“ＲＶＸ－０３”エンジンのテストを行い、共に好感触を得た。明日も引き続きテストを行うが、出来るだけ早く、新開発パーツを実戦に投入するためにも、テストを重ねなくてはならない」

７月１０日（木）　Ｆ１バルセロナ合同テスト　３日目の記録
天候：　　　晴れ
気温：　　　最低気温２６℃　最高気温３４℃
路面温度：　最低２８℃　　　最高４４℃
路面状況：　ドライコンディション

明日のＦ１バルセロナ合同テスト最終日も、引き続き、オリビエ・パニスが“トヨタＴＦ１０３”のテストを
継続する予定。