第12戦 ドイツGP 2003
2003年08月02日(土)
ドイツGP予選2日目 今季3度目の2台揃ってトップ10スタート確保
O.パニスが7番手、C.ダ・マッタは9番手から決勝レースでの2台ポイント獲得を目指す
2003年8月2日(土)(ドイツ・ホッケンハイム発)
2003年F1世界選手権第12戦ドイツGPの予選第2日目が、8月2日(土)ドイツのホッケンハイム・サーキットで行われた。
予選2日目を前に、午前中2回に分けて合計90分間行われたプラクティスでは、O.パニスが1分16秒560で9番手、C.ダ・マッタは1分17秒426で16番手に付け決勝グリッドを決定する予選第2日目へと臨んだ。
午後2時から行われた予選第2日目は、気温33度という猛暑の中、昨日行われた予選第1日目の結果の逆順でタイムアタックが開始された。6番目に出走したC.ダ・マッタは最終コーナーで僅かにタイムをロスするものの1分16秒550をマークし、9番手に付けた。一方、11番目にタイムアタックしたO.パニスは、1分16秒034で7番手となった。パナソニック・トヨタ・レーシングは今季3度目となる、2台揃ってのトップ10グリッドを確保し、明日の決勝レースで2台ポイント圏内入賞へと挑む。
オリビエ・パニス: #20 シャシー:TF103/08
予選2回目:7番手 1分16秒034(ポールと0.867秒差) 出走順:11番目
「今回もトップ10グリッドを確保し、とても順調に進んでいる。タイムアタックにはとても満足している。このGPでも、チームスタッフがよい仕事を成し遂げてくれている。今日の結果が表しているように、チームは、安定性を身につけたと思う。午前中に行われたプラクティスでは、クルマの改善に努め、良いバランスを見つけ出すことが出来た。C.ダ・マッタも、良い仕事を成し遂げ、2台が揃ってトップ10入りを果たしたことで、明日もきっと良い決勝レースが戦えると思う」
クリスチアーノ・ダ・マッタ: #21 シャシー:TF103/04
予選2回目:9番手 1分16秒550(ポールと1.383秒差) 出走順:6番目
「トップ10入りを果たしたが、今日のタイムアタックには満足していない。“トヨタTF103”は、確実にもっと速いタイムを記録出来るポテンシャルを持っていたが、最終コーナーでコンマ5秒程度、タイムをロスしてしまった。単純に、少しハードに攻めすぎてミスを犯してしまったのが原因だ。クルマの感触は良く、今日のプラクティスからウォームアップまでの走行を通じて、ハンドリングを改善した。もっと高いグリッドポジションを獲得出来なかったことには、不満が残るものの、明日の決勝レースが楽しみだ」
ゼネラルマネージャー 高橋敬三:
「今季3度目となる予選での2台トップ10を達成出来、大変満足している。新エンジン投入の効果もあったが、素晴らしいタイヤを持ち込んでくれたミシュランと、全力で予選タイムアタックをしてくれた両ドライバーに感謝したい。明日は、さらに高温が予想されるので、万全を期して決勝レースに臨む」
<ドイツGP予選第2日目>
天候: 晴れ
路面状況: ドライコンディション
T-CAR:TF103/07(オリビエ・パニス仕様) スペアシャシー:TF103/02
明日のドイツGP決勝は、3日(日)現地時間午後2時(日本時間午後9時)にスタートが切られる。
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