第2戦 マレーシアGP 2004
2004年03月19日(金)
Toyoda Mitsui Europe GmbHがパナソニック・トヨタ・レーシングの新スポンサーに
世界有数の精密工作機械会社とテクニカルパートナー契約を結ぶ
2004年3月19日(金)
トヨタ自動車株式会社およびトヨタ・モータースポーツ有限会社(TMG)は、3月19日(金)、新たにパナソニック・トヨタ・レーシングF1チームのスポンサーとしてToyoda Mitsui Europe GmbHが加わると発表した。
Toyoda Mitsui Europe GmbHは、自動車用エンジン部品加工を主とした、精密工作機械の販売・サービス事業を欧州全域に展開する、業界では世界有数の企業である。Toyoda Mitsui Europe GmbHは、豊田工機(株)と三井精機工業(株)との合弁会社で、ドイツを拠点とし、イギリスとフランスに支社を持つ。
Toyoda Mitsui Europe GmbHは、2週間前にオーストラリアで開幕した2004年のF1シーズンに先立ち、パナソニック・トヨタ・レーシングと公式テクニカルパートナーとして契約を締結した。Toyoda Mitsui Europe GmbHの持つ自動車部品の機械加工に関するノウハウは、“トヨタTF104”のための高品質コンポーネントの生産などでパナソニック・トヨタ・レーシングの活動へと反映される。
クサバ・レリンクToyoda Mitsui Europe GmbH社長は、このスポンサーシップについて次のように語った。
「パナソニック・トヨタ・レーシングのテクニカルスポンサーとして、トヨタと共にF1での成功を目指し、サーキットおよびファクトリーで、正確かつ迅速な活動を行っていきたい。今回の契約は、よく似た名前の2社がスポンサー契約を結んだというだけのことではない。我々の工作機械は、60年以上にわたって、トヨタの自動車生産工場で有効に働いてきた。そして、今回この契約によって、新たに、よりエキサイティングな関係を結ぶことが出来、誇らしく思っている」
TMG副社長の来栖俊郎は、次のように語った。
「テクニカルパートナーとして、我々のF1プログラムにToyoda Mitsui Europe GmbHが加わることは大変喜ばしい。我々のCNC(コンピュータ数値制御)部門がToyoda Mitsui Europe GmbHとともに仕事を進めていけることは、高度かつ微細なF1カーのコンポーネントの加工に非常に有効であり、シーズンを通して常に新技術を要求される開発現場において、設計の要求に対して、素早く正確な対応が保証されるであろう」
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