第7戦 ヨーロッパGP 2004

2004年06月03日(木)

第11戦イギリスGPへ向け、F1シルバーストーン合同テストに参加

クリスチアーノ・ダ・マッタがタイヤ評価テストなど、3日間で1400kmを走破

2004年6月3日(木)(イギリス・シルバーストーン・サーキット発)


2004年のF1シリーズはハイシーズンを迎え、第6戦から8週間の間に6戦が行われるという過密スケジュール。第6戦モナコGP、第7戦ヨーロッパGPの2連戦を終え、2週間のインターバルで、第8戦カナダGP、第9戦USGPという北米大陸での2連戦を迎える。

この2週間の貴重なインターバルの間、パナソニック・トヨタ・レーシングは、2チーム体制で2カ所のF1合同テストに参加。6月1日(火)から3日(木)の3日間、イギリスのシルバーストーン・サーキットで行われたF1合同テストには、クリスチアーノ・ダ・マッタが参加。5.141kmのサーキットを274周、1400kmに渡って走破し、7月に第11戦として同サーキットで行われるイギリスGPへ向けてデータ収集を行った。

また、6月1日(火)から4日(金)にかけてイタリアのモンツァ・サーキットで行われているF1合同テストには、オリビエ・パニス、リカルド・ゾンタ、ライアン・ブリスコの3ドライバーが参加しているが、その模様は最終日となる6月4日(日本時間6月5日)にプレスリリースの発行を予定している。


クリスチアーノ・ダ・マッタ: トヨタTF104/02  周回数:274周  ベストラップ:1分18秒140
「今週のシルバーストーン・テストでは、主に7月に行われるイギリスGPに向けてタイヤの評価およびセットアップを行った。初日の火曜日は変わりやすい天候で、ウェットコンディションとなり、一貫したテストを行うことは出来なかった。しかし、水曜日は125周ものラップを重ねることが出来、広範囲なタイヤ評価テストを終了することが出来た。最終日の木曜日は、さらに多くのタイヤ評価テストと、セットアップに集中した。テストチームのスタッフは完璧な仕事をし、今週のテストを全くトラブルフリーで終えることが出来た。サーキットは今年走ってきた他のサーキット同様、非常にバンピーだったが、クルマのセットアップはうまくいった。チームはカナダGPとUSGPへ向けてモンツァでもテストを行っているが、同時にシルバーストーンで行った今回のテストは、全体的に見て満足出来る結果だった。私はこれから2日間かけてブラジルの自宅へ戻り、火曜日には第8戦カナダGPの行われるモントリオールへと向かう」