第12戦 ドイツGP 2004

2004年08月05日(木)

リカルド・ゾンタが次戦ハンガリーGPからレースドライバーに昇格

サード・ドライバーの実績が評価され、実戦へとチャンス。オリビエ・パニスと共に参戦

2004年8月5日(木)(ドイツ・ケルン発)

パナソニック・トヨタ・レーシングは、サード・ドライバーであったリカルド・ゾンタ(28歳・ブラジル)が、来週末に行われるF1第13戦ハンガリーGPからレースドライバーに昇格し、オリビエ・パニスと共に決勝レースへと参戦することを発表した。

また、これまでテストドライバーであったライアン・ブリスコ(22歳・オーストラリア)が、リカルド・ゾンタに替わり、サード・ドライバーとして、金曜日の公式練習を行うことになった。

クリスチアーノ・ダ・マッタは、残された今シーズン中も、パナソニック・トヨタ・レーシングの一員として残留する。

冨田 務 :TMG会長兼チーム代表
「ここ3戦の結果を踏まえ、我々は、当初の計画を変更することにした。2004年シーズン前半戦と同様に、リカルド・ゾンタは、一貫して素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれている。従って、2005年シーズンを戦うドライバーを最終決定する前に、実戦で、彼に可能性を示すチャンスを与えることが公正だと判断した。また、オリビエ・パニスは、これまでに第9戦アメリカGPで5位に入賞するなど、レース結果を残し、選手権ポイントでも5ポイントを獲得して、チームに最も貢献しているという事実に基づき、今シーズン残されたレースを引き続きレースドライバーとして戦ってもらう。クリスチアーノ・ダ・マッタは、2004年シーズン終わりまでパナソニック・トヨタ・レーシングのドライバーであることに変わりなく、必要に応じて活動に加わってもらうことになる」