ポルティマオ テスト 2009年1月19-22日

シーズンに向け公式テスト走行を開始

2009年1月19日(月)
ポルトガル・ポルティマオ発

ポルティマオテスト : 写真
1月19-22日

2009年のシーズンを前に、パナソニック・トヨタ・レーシングは19日、ポルトガルの アルガルベ・モーター・パークで、公式のテスト走行を開始。残念ながら、午後を中心に、風と雨がテストプログラムの妨げることとなってしまったが、小林可夢偉が、先週ウェブサイトwww.tf109-premiere.comで初披露された新型車TF109のサーキット走行を行った。前日の18日にも、トラブルもなく順調にTF109を走らせた小林は、新型車のパフォーマンスを確かめ、情報を集めるとともに、今週初めてサーキットで使用された運動エネルギー回生システム(KERS)のテストをこなし続けた。残念ながら、特に午後は風雨が強まり、予定のテストが妨げられ、明日20日はヤルノ・トゥルーリがテスト走行を行う。

小林可夢偉:TF109-02

ベストラップ:1分50.989秒
順位:5位
周回数:46周

「今日は上手く行き、新型車にも満足だった。KERSを搭載した車を初めて走らせるのは興味深い体験であり、同システムへの私たちの理解が更に深まった。アルガルベ・モーター・パークのサーキットは初めて走ったが、コースレイアウトは実にエキサイティングで、ドライバーにとって走りがいがあり、とてもいい印象を受けた。しかし、特に午後は、テストに適する天候にはほど遠く、予定していたテストは実施できなかった」

パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー

「シーズン前のテスト走行で、新型車のデビューを見るのは、いつでもエキサイティングな瞬間で、大幅なレギュレーションの改正があった今年は特にそうだ。全般的に、新型車TF109のこれまでの結果には満足しており、今シーズンに大いに期待したい。もちろん、オフシーズン中の、しかも良くない天候の下、他チームとの比較を精緻に行うのは難しい。新型車で通常実施するテスト以外に、今日は、KERSのテストを再び行った。これはF1にとって新しい技術であり、学ばなければならないことがたくさんあるが、私たちは今回の初テストのために、TMGのファクトリーで多くの重要な情報を集め、充分に準備をしてきた。」

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