ポルティマオ テスト 2009年1月19-22日
合同テスト最終日は悪天候のため、テスト走行中止
2009年1月22日(木)
ポルトガル・ポルティマオ発
ポルティマオテスト : 写真
1月19-22日
パナソニック・トヨタ・レーシングは22日、ポルトガルのアルガルベ・モーター・パークで行われた、4日間にわたるシーズン初のF1合同テストを無事終了した。悪天候の ため、最終日のテストは中止。前日に引き続きティモ・グロックが新型車TF109の テストを担当したが、一日中降り続く雨に、予定されていたセットアップやメカニックの テストプログラムの断念を余儀なくされた。ずぶ濡れの路面にもかかわらず、午前9時、グロックはインスタレーションラップを終えた。しかし、ドクターヘリが飛べず、スタートライトが赤になり、午前10時からのテスト走行は中断となった。その後も天候は回復せず、午後4時、テストの中止が決定。次のF1合同テストは2月10日から、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。
ティモ・グロック:TF109-01
ベストラップ:(記録なし)
順位:(記録なし)
周回数:1周
「このような形で合同テストを終えるのは残念だが、どうすることもできない。他のチームも同じだろう。少なくとも、次のバーレーンテストでは、新型車の確認に必要な、好天候と走行距離が期待できそうだ」
パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「今日は全くテストにならなかった。ドクターヘリさえ飛べば、今日のような難しい 天候でも、もう少しテストをこなせたはずだった。しかし、スタートの合図が出ず、ピットに足止めをくい、予定していた成果があげられなかった。収穫が多い日ではなかった。シーズンの予想をするには明らかに早すぎるが、ウェット路面とドライ路面の両方で競争力を発揮でき、初のプレシーズンテストの印象は全体的に良かった。欲を言えば、今週のテスト全体で、ドライ路面でのテスト走行がとても少なかったことは、残念だ」