バーレーン テスト 2009年2月10-13日
F1バーレーン合同テスト初日 好天の下でテスト走行
2009年2月10日(火)
バーレーン発
パナソニック・トヨタ・レーシングは10日、バーレーンで、2週間にわたるF1合同テストを開始した。1月下旬、ポルトガルで行ったシーズン初の合同テストで、雨に見舞われたチーム。ヨーロッパの厳しい冬を避け、今回は中東に向かった。サーキットを白く包んだ霧のため、開始が少し遅れたが、日中は暖かな日差しの天候に恵まれた。テストに適した好条件のもと、新型車に乗ったティモ・グロックは82周を記録。TF109の性能を試し、セットアップの課題をこなした。11日もグロックがテスト走行をする。
ティモ・グロック:TF109-01
ベストラップ:1分33.501秒
順位:1位
周回数:82周
「悪天候のポルトガルでの合同テストの後、ドライコンディションの中でTF109を走らせる機会は今回が初めてだった。霧で開始が少し遅れたが、大きな影響なく、セットアップを確実にこなし、新型車も快調だ。車は性能が高く、ポジティブなサインだ。周回数も多く、幸先のいいスタートを切った。」
ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「今日1日うまく行き、バーレーンでの2週間のテストは、いい形で始まった。冬でも、ここバーレーンは、いつもいい気温で、テストに適している。早朝、霧で少し始まりが遅れたものの、その後は、充分な気温の中で走行できた。新型車、新しい空力パッケージや新しいタイヤの確認、空力の課題をこなし、さまざまなセットアップの方法を試した。順調に、今後に役立つテストを行うことができた」