バーレーン テスト 2009年2月16-19日
TF109順調に周回を稼ぐ F1バーレーンテスト1日目
2009年2月16日(月)
バーレーン発
パナソニック・トヨタ・レーシングは16日、F1バーレーン合同テスト2週目を迎えた。ヤルノ・トゥルーリが乗ったTF109は、サクヒール・サーキットを順調に駆け抜け、フェラーリ・BMWを含め最も多い141の周回を記録した。トゥルーリはタイヤの比較に加え、メカニックと空力のセットアップの調整を行い、時間いっぱい課題をこなした。
パナソニック・トヨタ・レーシングを含め3チームが参加。20度を越える気温の中、各チームは砂嵐によって中断を余儀なくされた先週の分を取り戻そうと、懸命にテストに励んだ。
17日も、再び、トゥルーリがステアリングを握る。
ヤルノ・トゥルーリ:TF109-01
ベストラップ:1分33秒064
順位:3位
周回数:141
「収穫が多く、いい日だった。走行距離は2レース分以上。テストの走行距離としては、自己最高記録だ。今日は多くの項目をテストするため、作業の密度は濃く、かつ、競争力を発揮しつづけることができた。いいスタートを切った。」
パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「先週分を取り戻すことができ、とてもよかった。TF109は何の問題もなく、750キロメートル以上も走ってくれた。トゥルーリはメカニカルや空力のセットアップを確認し、タイヤのコンパウンドを比較できた。新型車は速くて、信頼性も高く、すべて順調。レースシーズンを控え、有意義な一日だった。」