バーレーン テスト 2009年2月16-19日
晴天の下 F1バーレーンテスト終了
2009年2月19日(木)
バーレーン発
バーレーン : 写真
2月16-19日
F1合同バーレーンテストに参加しているパナソニック・トヨタ・レーシングは19日、サクヒール・サーキットにてTF109のテスト走行を実施した。この日好天の中、新型車のセットアップのプログラムを行ったのは、ティモ・グロック。今週これまで高い信頼性を誇っていたTF109だったが、本日の走行開始後まもなく、油圧システムのトラブルによりテストを一時中断したものの、砂嵐に見舞われた先週の分まで、チームは今週、周回を稼いだ。
合同バーレーンテストはこの日で終了。次のテストは3月1日から、スペインのヘレスで行う。
ティモ・グロック:TF109-01
ベストラップ:1分32秒445
順位:3位
周回数:65
「中断はあったが、実りのあるテストの内容だった。油圧システムのトラブルで、走行時間が短くなったのは残念だった。しかし、メカニックが良い仕事をしてくれ、その後また、サーキットに戻り、課題をいくつかこなすことができた。今週、TF109は長距離を走り込んだ。セットアップも更に進み、このまま順調に行けると思う。」
パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「今日のアクシデントを除けば、とても順調な今週のテストだった。風や砂の影響はあったものの、好天が続き、周回が稼げたことにより、準備した数々のパーツを試すことができた。本日は、午前中、油圧オイルに問題があり、多少時間がとられた。これまでのテストにより、TF109への信頼は高く、これまで得られたデータを基に、開幕に備えることができる。新しいレギュレーションの確認を進めつつ、新型車のパフォーマンスに自信を深めることのできた有意義な2週間だった。」