バルセロナ テスト 2009年3月9-12日
バルセロナにてF1開幕前最後の合同テスト開始
2009年3月9日(月)
スペイン・バルセロナ発
パナソニック・トヨタ・レーシングの新型車TF109は9日、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで走行、開幕戦に向けた最後のF1合同テスト(全10チーム参加)を開始した。
早朝のにわか雨で、テスト前のサーキットは部分的にウェットコンディション。しかし、その後、雨は降らず、気温は低かったものの、路面はすぐにドライに。TF109のステアリングを握ったヤルノ・トゥルーリは、空力、ブレーキ、セットアップなどプログラムをこなし、順調に100周以上を走り込んだ。
10日も、トゥルーリが担当する。
ヤルノ・トゥルーリ:TF109-04
ベストラップ:1分20秒937 (トップとの差 +0秒599)
順位:3位
周回数:121
「朝の霧雨はすぐに止み、いいテストができた。午後は風が出たが、サーキットの状態は良好だった。車はスタートからバランスが良く、空力に関して新しいことをいくつか試し、いい結果を得た。競争力を発揮しながら、たくさんのデータを収集でき、初日には満足している」
ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
「新しい空力パーツを中心に、ブレーキやサスペンションなど、いろいろなテストをした。盛りだくさんのプログラムだったが、技術的な問題も出ず、サーキットのコンディションも良かったので、予定したものをすべてこなした。今週は、メルボルンでの開幕戦に向けた最後のテストだが、初日の今日は周回を数多く重ねられ、いいスタートを切った」