2005年2月25日(金)配信

NASCARクラフツマン・トラックシリーズ
第2戦 American Racing Wheels 200

開催日:2月25日

トヨタ・タンドラ 首位争いから不運の後退
ポールポジションから上位争いを繰り広げたが、
ゴール直前にタイヤトラブル

写真
4番手スタートのR.ハフマンは終盤まで首位を争うが、ゴールを目前にしてタイヤトラブルに見舞われ無念の後退

 2月25日(金)、米国西部カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズの第2戦「American Racing Wheels 200」が行われた。開幕戦で3位入賞を果たし、勢いに乗る"トヨタ・タンドラ"は、米国トヨタ自動車販売(TMS)やTRD-USAの本拠地にほど近い、ホームレースとも言える戦いに挑んだ。
 24日(木)に行われた予選では、M.スキナーがポールポジションを獲得。3番手にD.ロイティマン、4番手にR.ハフマン、5番手には自己最高位となるB.ウィットが入り、予選トップ5を4台の"トヨタ・タンドラ"が独占。カリフォルニア・スピードウェイの超高速オーバルでの活躍に期待を繋いだ。
 2マイルのD型オーバルを100周で行われる決勝レースは、25日(金)午後6時にスタート。9台の"トヨタ・タンドラ"を含む36台のピックアップが激戦を展開した。
 "トヨタ・タンドラ"勢は、4番手からスタートしたR.ハフマンが、決勝レースを通して首位争いを繰り広げたが、ゴール直前にタイヤのトラブルに見舞われ無念の後退。惜しくも9位でフィニッシュ。
 また、8番手スタートのJ.ベンソンは、残り20周を切った時点で3位争いを繰り広げていたが、他車のスピンに巻き込まれクラッシュし、12位でレースを終えた。
 不運な第2戦の雪辱戦となる第3戦は、3月18日(金)ジョージア州アトランタのアトランタ・モーター・スピードウェイでナイトレースとして行われる。

ドライバー R.ハフマン:
「我々は早めのタイヤ交換を行い、50周目以降のタイヤ交換を行わなかった。残念ながら、ゴールを目前にしてタイヤが限界を超えてしまった。しかし、今日の"トヨタ・タンドラ"は、これまでに経験した中でも最高のパフォーマンスを発揮してくれた。スタート直後はややオーバーステアだったが、最初のピットストップで修正することが出来た。"トヨタ・タンドラ"のような素晴らしいピックアップでレースを戦えることにとても満足している」

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
1 25 62 S.パーク ダッジ 100
2 18 4 B.ハミルトン ダッジ 100
3 22 99 R.クレイブン フォード 100
9 4 12 R.ハフマン トヨタ・タンドラ 100
12 8 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 100
13 3 17 D.ロイティマン トヨタ・タンドラ 100
16 12 22 B.レスター トヨタ・タンドラ 100
18 1 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 100
23 5 38 B.ウィット トヨタ・タンドラ 99
28 15 30 C.チャフィン トヨタ・タンドラ 59
30 23 9 服部茂章 トヨタ・タンドラ 41
36 26 66 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 3
ドライバーズポイント
順位ドライバー名ポイント
1 B.ハミルトン 355
2 R.クレイブン 330
3 J.スペンサー 321
7 J.ベンソン 271
8 D.ロイティマン 256
11 R.ハフマン 244
14 T.ボダイン 230
21 M.スキナー 202
26 B.レスター 196
28 C.チャフィン 184
32 B.ウィット 173
36 服部茂章 134
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 ダッジ 18
2 フォード 10
3 トヨタ 9
4 シボレー 7

写真
M.スキナーは"トヨタ・タンドラ"で通算3度目のポールポジション獲得