2005年3月18日(金)配信

NASCARクラフツマン・トラックシリーズ
第3戦 World Financial Group 200

開催日:3月18日

トヨタ・タンドラ 2台がトップ10入り
首位争いのC.チャフィンは、予期せぬトラブルに見舞われ7位後退

写真
7位でフィニッシュしたC.チャフィン(左上)、服部茂章(中央下)、T.ボダイン(右下)ら"トヨタ・タンドラ"勢が激しくバトルを展開

 3月18日(金)、米国東南部ジョージア州アトランタのアトランタ・モータースピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズの第3戦「World Financial Group 200」が行われた。この日のNASCARクラフツマン・トラックレースは、2回の公式練習及び予選、そして決勝まで全て1日で行われるという、非常に忙しい一日となった。
 この2回の公式練習では、"トヨタ・タンドラ"のC.チャフィンとM.スキナーがそれぞれトップタイムをマーク。予選でもM.スキナーが3番手、J.ベンソンが4番手、B.レスターが5番手を獲得。また、服部茂章も7番手からのスタートで、決勝での活躍が期待された。
 午後9時15分、9台の"トヨタ・タンドラ"を含む36台のピックアップが130周で行われる決勝をスタート。3番手スタートのM.スキナーが序盤トップに立つが、38周目に激しいバトルの末にクラッシュ。その後も、C.チャフィンが首位に浮上するなど、激しく順位が入れ替わる激戦となった。
 終盤、T.ボダイン、J.ベンソンがトップ5圏内から上位を窺うが、最後のピットストップで痛恨のピットレーン内スピード違反を犯し、惜しくも後退。結局C.チャフィンが、"トヨタ・タンドラ"勢最上位の7位でフィニッシュ。また、R.ハフマンが10位に入り、2台の"トヨタ・タンドラ"がトップ10フィニッシュを果たした。
 第3戦は、4月9日(土)に米国東部バージニア州マーティンスビルのマーティンスビル・スピードウェイで行われる。

ドライバー C.チャフィン:
「我々の"トヨタ・タンドラ"は素晴らしい仕上がりで、トップ争いを展開することが出来た。しかし、最後のピットストップで、タイヤ選択をミスするなど、、いくつかの予期せぬトラブルにも見舞われ、後退することになり、レース終盤に来て最悪の状況となってしまった。とても悔しいレースとなってしまったが、それでもなんとかトップ10フィニッシュを果たすことが出来た。まだまだシリーズは続くので、次戦からはより上位を目指す」

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
1 18 6 R.ホーナディ シボレー 135
2 19 47 B.ラボンテ シボレー 135
3 36 4 B.ハミルトン ダッジ 135
7 13 30 C.チャフィン トヨタ・タンドラ 135
10 15 12 R.ハフマン トヨタ・タンドラ 135
11 4 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 135
12 16 66 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 135
15 12 38 B.ウィット トヨタ・タンドラ 135
21 5 22 B.レスター トヨタ・タンドラ 135
24 8 17 D.ロイティマン トヨタ・タンドラ 134
27 7 9 服部茂章 トヨタ・タンドラ 133
34 3 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 59
ドライバーズポイント
順位ドライバー名ポイント
1 B.ハミルトン 525
2 T.マスグレイブ 460
3 R.クレイブン 439
8 J.ベンソン 401
10 R.ハフマン 378
13 T.ボダイン 362
15 D.ロイティマン 347
17 C.チャフィン 335
21 B.レスター 296
22 B.ウィット 291
28 M.スキナー 268
33 服部茂章 216
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 ダッジ 24
2 シボレー 16
3 トヨタ 13
3 フォード 13

写真
激戦を着実に走り抜きトップ10フィニッシュを果たしたR.ハフマン