2005年4月30日(土)配信

NASCARクラフツマン・トラックシリーズ
第5戦 Gateway 200

開催日:4月30日

トヨタ・タンドラ 3台がトップ10
M.スキナーが4位。好調D.ロイティマンはペナルティに泣く

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序盤戦、R.ハフマン(左)とともに上位浮上を狙うM.スキナー(右)

 4月30日(土)、米国中部イリノイ州マディソンのゲートウェイ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズ第5戦「Gateway 200」が行われた。
 今大会は公式練習から予選、及び決勝まで1日で行われるワン・デイイベント。午前中に公式練習が行われ、午後4時15分から予選が開始された。公式練習から好調ぶりを見せた"トヨタ・タンドラ"勢は、4番手にB.レスター、6番手にD.ロイティマン、8番手にM.スキナー、9番手にB.ウィットが入り、決勝への期待を高めた。
 午後8時、9台の"トヨタ・タンドラ"を含む36台のピックアップトラックによって、1.25マイルオーバルを160周で行われる決勝がスタート。
 公式練習で何度もトップタイムをマークし、6番手からスタートしたD.ロイティマンは中盤までトップ争いを展開。しかし、99周目にトップグループで先陣を切ってピットインした際、痛恨のピットロード速度違反。ピットスルーペナルティを受け、さらに、不運にもその直後に他車のクラッシュからフルコースコーション。この結果、無念の周回遅れとなってしまった。
 一方、フルコースコーションを活かして上位へと浮上したのは、8番手スタートのM.スキナー。一時はトップ10圏外までポジションを落としていたが、着実なレース運びで、4位でチェッカー。7位にT.ボダイン、9位にC.チャフィンが入り、"トヨタ・タンドラ"はトップ10に3台が入る結果となった。
 次戦第6戦は、オハイオ州マンスフィールドの5月15日(日)マンスフィールド・モータースポーツ・スピードウェイで行われる。

ドライバー M.スキナー:
「我々の"トヨタ・タンドラ"は好調で、トヨタエンジンは本当に素晴らしい武器となった。惜しかったのは、セットアップをやや誤り、レース中ずっと調整を続けなければならなかったことだ。中盤にはパンクに見舞われたが、運良くフルコースコーションとなり、新しいタイヤでタイムをロスすることなくレースへ復帰出来た」

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
1 1 1 T.マスグレイブ ダッジ 160
2 17 17 D.セッツァー シボレー 160
3 20 2 J.スペンサー ダッジ 160
4 8 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 160
7 13 66 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 160
9 12 30 C.チャフィン トヨタ・タンドラ 160
11 24 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 160
12 4 22 B.レスター トヨタ・タンドラ 160
24 6 17 D.ロイティマン トヨタ・タンドラ 158
27 23 9 服部茂章 トヨタ・タンドラ 155
33 9 38 B.ウィット トヨタ・タンドラ 131
35 26 12 R.ハフマン トヨタ・タンドラ 80
ドライバーズポイント
順位ドライバー名ポイント
1 T.マスグレイブ 796
2 B.ハミルトン 783
3 R.クレイブン 748
5 T.ボダイン 678
8 J.ベンソン 643
9 C.チャフィン 633
14 M.スキナー 566
17 R.ハフマン 542
18 D.ロイティマン 532
20 B.レスター 508
25 B.ウィット 431
34 服部茂章 298
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 ダッジ 36
2 シボレー 31
3 フォード 22
4 トヨタ 21

写真
7番手スタートのM.スキナーは9位でフィニッシュ。トップ10入りを果たす