2005年6月28日(火)配信

NASCARクラフツマン・トラックシリーズ
第9戦 Chex 400k

開催日:6月10日

トヨタ・タンドラ テキサスで2位!
J.ベンソンが今季自己最高位。ポールポジションのM.スキナーは無念の4位

写真
5万人の大観衆の見守る中、ポールポジションからスタートを切るM.スキナー

 6月10日(金)米国中南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズ第9戦「Chex 400k」が行われた。
 昨年秋の第21戦では、"トヨタ・タンドラ"の通算4勝目を、1-2フィニッシュで飾るなど、テキサスは"トヨタ・タンドラ"が得意とするコースの一つ。
 9日(木)に行われた予選では、昨年もここテキサスでポールポジションを獲得しているM.スキナーがコースレコードをマークし、第2戦フォンタナ、第7戦シャーロットに続く、今季3度目のポールポジションを獲得。4番手にJ.ベンソン、5番手にB.レスター、6番手にC.チャフィン、8番手にはR.ハフマンと、トップ8に5台の"トヨタ・タンドラ"が入る好調ぶりで決勝に臨んだ。
 翌10日(金)、日が落ちてやや涼しくなったものの、30度近い暑さの中、午後9時に決勝レース(167周)のスタートが切られた。5万人以上の大観衆の見守る中、ポールポジションのM.スキナーを先頭に、"トヨタ・タンドラ"勢は順調なスタート。
 首位を行くM.スキナーは、一時大きく後続を引き離す快走を見せたが、終盤タイヤトラブルに見舞われ、無念の4位でチェッカー。
 一方、4番手からスタートし、首位争いに加わったJ.ベンソンは、惜しくも勝利を逃したものの、昨年秋のテキサス戦に続き、自己最高位となる2位でフィニッシュを果たした。
 10位には2戦連続のトップ10フィニッシュとなるD.ロイティマンが入り、"トヨタ・タンドラ"はトップ10に3台が入る活躍を見せた。
 次戦第10戦は、6月18日(土)米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

ドライバー J.ベンソン:
「良いレースだった。スタート直後は快調だったが、少しずつアンダーステア症状が出始めた。しかし、オーバーステアになることを恐れ、調整を行わずに走行を続けたため、よりアンダーステアの症状が強くなってしまった。ここテキサスでナイトレースを戦うのは初めてであり、どうなるのか予測出来なかった。それ以外は順調に進んでいたので、調整を行うタイミングが遅くなってしまった。セッティング変更後は非常に好調だっただけに、残念だ」

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
1 7 #16 J.スプレイグ シボレー 167
2 4 #23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 167
3 13 #46 D.セッツァー シボレー 167
4 1 #5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 167
10 23 #17 D.ロイティマン トヨタ・タンドラ 165
15 16 #38 B.ウィット トヨタ・タンドラ 166
22 5 #22 B.レスター トヨタ・タンドラ 163
23 6 #30 C.チャフィン トヨタ・タンドラ 163
28 8 #12 R.ハフマン トヨタ・タンドラ 160
30 27 #66 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 118
35 17 #9 服部茂章 トヨタ・タンドラ 71
ドライバーズポイント
順位ドライバー名ポイント
1 T.マスグレイブ 1321
2 R.クレイブン 1304
3 B.ハミルトン 1259
9 J.ベンソン 1128
12 D.ロイティマン 1043
13 M.スキナー 1039
14 T.ボダイン 1015
17 C.チャフィン 961
18 B.レスター 937
23 R.ハフマン 843
25 B.ウィット 783
32 服部茂章 472
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 シボレー 64
2 ダッジ 55
3 フォード 42
4 トヨタ 37

写真
4番手から首位争いにも加わり、今季自己最高位の2位に入ったJ.ベンソン