2006年2月17日(金)配信

NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第1戦 Daytona 250

開催日:2月17日

"トヨタ・タンドラ" トップ5に4台入賞
シリーズ開幕戦で惜しくも勝利を逃し2-3-4-5位フィニッシュ

写真
大観衆の見守る中で、2006年のトラック・シリーズがスタートを切った

 2006年NASCARクラフツマン・トラック・シリーズの開幕戦となる「デイトナ250」が2月17日(金)に米国南東部フロリダ州デイトナのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われた。
 参戦3年目となる"トヨタ・タンドラ"は、5チーム9台が参戦。昨年"トヨタ・タンドラ"で勝利を挙げたT.ボダイン、M.スキナー、D.ロイティマン、3度のシリーズチャンピオン経験を持つJ.スプレイグといった強力なドライバー勢に加え、同シリーズのディフェンディングチャンピオンであるT.マスグレイブが新たに"トヨタ・タンドラ"でシリーズに参戦することとなった。
 シリーズ初戦は、2月15日(水)に公式練習が行われ、16日(木)の午後6時半から予選が開始された。B.レスターが最前列2番手を確保。そして5番手のM.スキナーから10番手のJ.ベンソンまでを"トヨタ・タンドラ"が占めるという速さを見せて決勝へと臨むことになった。

 17日(金)午後8時15分、9万人の大観客が見守る中、36台のピックアップトラックによる決勝レースがスタートした。3周目には、5番手スタートのM.スキナーが首位に浮上。これにチームメイトのB.レスターが続いたが、まもなくT.マスグレイブ、T.ボダイン、中盤戦にはD.ロイティマンとJ.スプレイグもトップグループに加わり、激しい首位攻防戦を展開。
 しかし、レース終盤には、惜しくもM.マーティン(フォード)に首位を奪われ、"トヨタ・タンドラ"勢は、最後の首位逆転を狙ったが、ゴール直前にしてこの日5度目のイエローコーション。結局イエローコーション下でのチェッカーとなり、首位は逃したが、T.ボダインが2位、T.マスグレイブが3位、M.スキナー4位、J.スプレイグ5位で開幕戦を終えた。
 次戦第2戦は2月24日(金)カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでナイトレースとして開催される。

ドライバー T.ボダイン:
「我々のチームが2-3位フィニッシュを果たせたという結果には不満はない。もちろん勝利を狙ってはいたが、チームメイトのT.マスグレイブを従えて上位フィニッシュを果たすことが出来た。まだシーズンは開幕したばかりであり、長いシーズンへ向けて良いスタートを切ることが出来た。チームは昨年終盤からの好調を維持してくれており、今年もチームメイトそして、"トヨタ・タンドラ"と共に楽しいシーズンを送ることが出来そうだ」

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
4 5 #5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 102
5 7 #60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 102
9 13 #17 D.ロイティマン トヨタ・タンドラ 102
14 6 #11 D.スター トヨタ・タンドラ 102
15 10 #23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 102
33 9 #12 J.ミラー トヨタ・タンドラ 72
35 2 #22 B.レスター トヨタ・タンドラ 43
ドライバーズポイント
順位ドライバー名メーカー
1 M.マーティン 190
2 T.ボダイン 175
3 T.マスグレイブ 170
4 M.スキナー 165
5 J.スプレイグ 160
9 D.ロイティマン 138
14 D.スター 121
15 J.ベンソン 118
33 J.ミラー 64
34 B.レスター 63
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 フォード 9
2 トヨタ 6
3 ダッジ 4
4 シボレー 3

写真
昨年終盤3連勝のT.ボダインは、惜しくも"トヨタ・タンドラ"最上位の2位