2007年2月25日(日)配信

NEXTEL CUP SERIES
第2戦 Auto Club 500

開催日:2月25日

"トヨタ カムリ"がNASCAR2戦目でトップ10入り

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B.ヴィッカーズの"トヨタ カムリ"が上位争いを繰り広げた

 2月25日(日)カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第2戦"Auto Club 500"が行われた。

 金曜日に行われた予選では、D.ブレイニーが14番手、B.ヴィッカーズが15番手と好ポジションを確保。D.ロイティマンとD.ジャレットも予選を通過し、4台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進出。
 大観衆に見守られ、正午に250周の決勝レースがスタート。B.ヴィッカーズは15番手から着実に順位を上げて、一時はトップ5圏内でのバトルを繰り広げた。
 しかし、トップ5フィニッシュが見えた終盤の226周目、この日最後となったピットストップ争いで、ピットクルーが痛恨のミス。これで6つポジションを落としたB.ヴィッカーズだったが、再び追い上げを見せ、最終的には10位でチェッカー。
 "トヨタ カムリ"にとって、NASCAR最高峰ネクステル・カップ・シリーズで初のトップ10フィニッシュを果たした。
 一方、シリーズのルーキーでもあるD.ロイティマンは中盤で健闘を続けていたが、240周目に激しくクラッシュ。身体には影響はなかったものの、開幕から2戦連続のクラッシュでレースを終えることとなった。

 次戦第3戦は3月11日(日)ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モータースピードウェイで開催される。

ドライバー B.ヴィッカーズ:
「今日はレース中トップ5圏内まで躍進することが出来、より上位でのフィニッシュも可能だったと思う。ただ、我々が試したいくつかの項目のうち、誤った方向に進んでしまった部分もあった。最終的には それらは修正出来たが、それだけでレースが終わってしまった。とはいえ、我々は新しいチームであり、初めてのレースということを考えれば、悪い結果ではない。最後のピットストップでは確かに若干ミスもあったが、それでもチームクルーは、素晴らしい仕事をしてくれた。"トヨタ カムリ"は大きなトラブルもなく最後までレースを走り切り、セットアップや、今後より上位を狙っていくための多くのことを学んだ。全体的に見て、素晴らしいレースを戦えたと思っている。今日の結果は、トヨタにとって大きな意味を持つと思う。勝ったわけではないが、良いレースを戦うことが出来た。TRD-USAやトヨタのスタッフに本当に感謝している。彼らはチームと共に多くの支援をしてくれた。しかし、まだ改善の余地は、常に残っている」

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
1 25 17 M.ケンセス フォード 250
2 1 24 J.ゴードン シボレー 250
3 23 48 J.ジョンソン シボレー 250
10 15 83 B.ヴィッカーズ トヨタ・カムリ 250
32 43 44 D.ジャレット トヨタ・カムリ 246
33 33 0 D.ロイティマン トヨタ・カムリ 239
39 14 22 D.ブレイニー トヨタ・カムリ 112
ドライバーズポイント
順位ドライバー名ポイント
28 D.ジャレット 164
34 B.ヴィッカーズ 134
40 D.ブレイニー 112
42 D.ロイティマン 107
46 M.ウォルトリップ*1 -27
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 シボレー 15
1 フォード 15
3 ダッジ 8
4 トヨタ 6

BUSCH SERIES
第2戦 Stater Bros. 300

開催日:2月24日

"トヨタ カムリ"が初のポールポジションを獲得!

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D.ブレイニーの"トヨタ カムリ"が
ポールポジションからスタートを切った

 2月24日(土)カリフォルニア・スピードウェイでNASCARブッシュ・シリーズ第2戦"Stater Bros. 300"の決勝が行われた。今季から参戦を開始し、デビュー戦となった第1戦デイトナで2位を獲得した"トヨタ カムリ"は、3台が出走。
 決勝を前にして行われた予選で、前戦2位に入ったD.ブレイニーが"トヨタ カムリ"にとって初めてのポールポジションを獲得するという快挙を成し遂げた。
 決勝では、ポールポジションからスタートしたD.ブレイニーが序盤16周に渡って首位を走行したが、その後は惜しくも順位を守れず、10位でフィニッシュ。D.ロイティマンが14位に入った。
 地元ロングビーチ出身のJ.リフラーは惜しくも88周目に接触から壁にクラッシュ。凱旋レースを早々に終えることとなってしまった。
 次戦はブッシュ・シリーズのみ国境を越え、メキシコ・メキシコシティで3月4日(日)に第3戦が開催される。

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
1 2 17 M.ケンセス フォード 150
2 5 24 C.メアーズ シボレー 150
3 7 5 K.ブッシュ シボレー 150
10 1 10 D.ブレイニー トヨタ・カムリ 150
14 15 99 D.ロイティマン トヨタ・カムリ 150
38 30 38 J.リフラー トヨタ・カムリ 87
ドライバーズポイント
順位ドライバー名ポイント
4 D.ブレイニー 309
11 D.ロイティマン 197
28 J.リフラー 151
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 シボレー 15
2 フォード 13
3 トヨタ 10
4 ダッジ 6

CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第2戦 San Bernadino County 200

開催日:2月23日

地元M.スキナーがフォンタナを制し "トヨタ タンドラ"開幕2連勝

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地元出身のM.スキナーが今季初優勝

 2月23日(金)カリフォルニア・スピードウェイでNASCARクラフツマン・ トラック・シリーズ第2戦"San Bernadino County 200"の決勝が行われた。
 前戦デイトナで4位に入った地元出身のM.スキナーが"トヨタ タンドラ"勢予選最高位の最前列2番手からスタートを切り、すぐに首位を奪取。
 中盤にはM.マーティン(フォード)が首位に立つが、その後方から、虎視眈々と逆転を狙い、遂に、ゴール直前の再スタートで、再び首位に立ったM.スキナーは、そのままチェッカー。"トヨタ タンドラ"は開幕2連勝を飾った。
開幕戦で勝利したJ.スプレイグが3位、5位、6位、7位にT.マスグレイブ、J.ベンソン、T.ボダインが各々入り、"トヨタ タンドラ"はトップ7に5台が入り圧勝した。
 次戦は、3月16日(土)にジョージア州のアトランタ・モータースピードウェイで行われる。

ドライバー M.スキナー:
「このすぐ近くで生まれた私にとって、ホームとも言えるこのコースでの勝利は格別だ。これまでいつも私はここフォンタナで予選こそ良い結果を得ているが、今日のように決勝で良いレースが走れたのは初めてだ。私の"トヨタ タンドラ"は完璧とは言えなかったが、堅実なセットアップと戦略のおかげで勝つことが出来た」

リザルト

決勝結果
順位予選No.ドライバー名車種周回
1 2 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 100
2 6 33 R.ホーナディ シボレー 100
3 7 60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 100
5 9 9 T.マスグレイブ トヨタ・タンドラ 100
6 14 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 100
7 23 30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 100
18 8 1 A.ファイク トヨタ・タンドラ 100
24 3 36 T.ウォーカー トヨタ・タンドラ 100
25 26 0 AJ.アルメンディンガー トヨタ・タンドラ 99
30 29 59 T.クック トヨタ・タンドラ 99
ドライバーズポイント
順位ドライバー名ポイント
1 J.スプレイグ 355
1 M.スキナー 355
3 J.ベンソン 330
5 T.ボダイン 306
6 T.マスグレイブ 298
15 A.ファイク 224
19 AJ.アルメンディンガー 206
27 T.ウォーカー 161
29 T.クック 155
マニュファクチャラーズポイント
順位メーカーポイント
1 トヨタ 18
2 フォード 10
2 シボレー 10
4 ダッジ 6