NASCAR NEXTEL CUP SERIES
第10戦 Crown Royal Presents The Jim Stewart 400
開催日:5月6日
トヨタ カムリ 上位を争うが惜しくも11位
11位に入ったD.ブレイニー(#22)とAJ.アルメンディンガー(#84)の トヨタ カムリ
米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第10戦「Crown Royal Presents The Jim Stewart 400」が行われた。
5月4日(金)に予選が行われ、4台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進出。D.ブレイニーが10番手、ルーキーのAJ.アルメンディンガーが13番手、D.ロイティマンが14番手と好位置に着けた。また、昨年"トヨタ タンドラ"でクラフツマン・トラック・シリーズランキング2位となり、今年も同シリーズに参戦中のJ.ベンソンが初めて"トヨタ カムリ"でネクステル・カップ・シリーズに参戦。31番手で決勝進出を果たした。
決勝は5日(土)にナイトレースとして予定されていたが、当日はスタート直後に降雨に見舞われ、レースは赤旗中断。翌日6日(日)の午後1時からレースが再開されることとなった。
一転して好天に恵まれた決勝では、10番手スタートのD.ブレイニーが終始好ポジションで上位争いを展開。終盤にはピットストップ時にタイヤを2本だけ交換するという戦略で、トップ5圏内に浮上した。しかし、チェッカー目前の372周目、多重クラッシュが起き、その中にいたD.ブレイニーはスピン。ダメージは免れたものの大きくポジションを落としてしまった。しかし、D.ブレイニーはそこから再び追い上げを開始し、11位でチェッカーを受けた。
次戦第11戦は5月12日(土)米国東南部サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイで開催される。
ドライバー D.ブレイニー:
「私はブレーキングで前輪を滑らせ、アウト側にはらんでしまった。イン側には十分なスペースがあったはずだが、そこに入ってきた誰かに接触されてしまった。その後は本当に何が起こったか分からない。幸運にもダメージは少なくレースに復帰出来たが、追い上げるには時間が足りなかった。最後の20ラップは私だけが新しいタイヤだったので、時間さえあればもっと順位を上げることが可能だったはずだ。11位でチェッカーを受けることは出来たが、それ以上は無理だった。我々の"トヨタ カムリ"は絶好調だっただけにこの結果は少々残念だ」
リザルト
決勝結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 4 | 48 | J.ジョンソン | シボレー | 400 | ||
2位 | 34 | 5 | Ky.ブッシュ | シボレー | 400 | ||
3位 | 6 | 11 | D.ハムリン | ダッジ | 400 | ||
11位 | 10 | 22 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 400 | ||
29位 | 14 | 0 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 398 | ||
31位 | 31 | 146 | J.ベンソン | トヨタ カムリ | 397 | ||
32位 | 13 | 84 | AJ.アルメンディンガー | トヨタ カムリ | 396 | ||
|
|
NASCAR BUSCH SERIES
第11戦 Circuit City 250
開催日:5月4日
トヨタ カムリ のD.ロイティマンが9位フィニッシュ
好走を見せ9位フィニッシュを果たしたD.ロイティマン
5月4日(金)リッチモンド・インターナショナル・レースウェイでNASCARブッシュ・シリーズ第11戦「Circuit City 250」が開催された。このレースには4台の"トヨタ カムリ"が出場。
予選ではD.ブレイニーが5番手、そしてこのレースがブッシュ・シリーズのデビュー戦となるB.サントスが7番手という好位置を確保。D.ロイティマンが16番手、J.リフラーが24番手から決勝へと臨んだ。
決勝では、16番手スタートのD.ロイティマンが、一時は順位を落としたものの見事な追い上げで9位フィニッシュ。好グリッドスタートで期待されたD.ブレイニーは16位、デビュー戦のB.サントスは30位で完走を果たした。J.リフラーは84周目に接触を喫しリタイアとなった。
このレースの結果、ポイントランキングではD.ブレイニーが3位、D.ロイティマンが4位と、"トヨタ カムリ"ドライバー2名がトップ5圏内を維持している。
次戦第12戦は5月11日(金)に米国東南部サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイでナイトレースとして行われる。
ドライバー D.ロイティマン:
「レース序盤はアンダーステア状態がひどかったが、最初のピットストップで大きく調整を加えた。このため、ポジションを落としてしまったが、"トヨタ カムリ"は良い仕上がりとなった。22位まで落ちてしまったが、次のピットストップまでに14位まで浮上することが出来、ピット作業時にもいくつかポジションを上げられた。今夜の"トヨタ カムリ"は最高の状態で、特にタイヤが新しい状態では素晴らしく速かった。問題は周回遅れの追い抜きで、そのために多くのラップを費やしてしまい、これ以上のポジションアップは出来なかった」
リザルト
決勝結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 8 | 2 | C.ボウヤー | シボレー | 250 | ||
2位 | 2 | 17 | M.ケンセス | フォード | 250 | ||
3位 | 4 | 29 | J.バートン | シボレー | 250 | ||
9位 | 16 | 99 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 250 | ||
16位 | 5 | 10 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 249 | ||
30位 | 7 | 91 | B.サントス | トヨタ カムリ | 246 | ||
16位 | 24 | 38 | J.リフラー | トヨタ カムリ | 216 | ||
|
|