NASCAR NEXTEL CUP SERIES
第11戦 Darlington 500
開催日:5月13日
トヨタ カムリ ネクステル・カップ上位進出に厚い壁
上位へのバトルを繰り広げるD.ブレイニー(#22)とD.ロイティマン(#00)の"トヨタ カムリ
5月13日(日)米国東南部サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第11戦「Darlington 500」が行われた。
今大会は5月12日(土)にナイトレースとしての開催が予定されていたが、前戦リッチモンドに続き、降雨に見舞われて、レースは翌日曜日の昼間に順延して行われることとなった。
5月11日(金)に行われた予選では、D.ロイティマンが"トヨタ カムリ"勢最高位となる14番手グリッドを獲得。B.ヴィッカーズが15番手で続き、AJ.アルメンディンガーが20番手、D.ブレイニーが27番手で4台の"トヨタ カムリ"が決勝へと駒を進めた。
13日(日)の決勝レースは、午後1時にスタート。27番手スタートのD.ブレイニーは着実にポジションを上げ、レースの殆どをトップ20圏内で走行。しかし、チェッカーまで残り10周を切った時点でエンジンのオーバーヒートに見舞われ、ペースダウン。32位に終わった。
一方、14番手スタートのD.ロイティマンは序盤からアンダーステアに苦しみ、何度もピットインしての調整を強いられ、後退。33位でチェッカーを受けた。AJ.アルメンディンガーは、ルーキーながらレースを通して健闘していたが、終盤にコースサイドの壁に接触。その後は修復のためにピットで時間を費やすことになり大きく後退。B.ヴィッカーズは他車との接触からコース内側の壁にクラッシュ。車体は大きなダメージを受けリタイアしたが、ドライバーは無事であった。
次戦第12戦は5月19日(土)米国東部ノースカロライナ州シャーロットのローズ・モーター・スピードウェイで開催される。
ドライバー D.ブレイニー:
「ここでは確実にトップ20圏内でフィニッシュ出来ると思っていた。それはポイントランキングで35位以内に入るために本当に必要なことだった。終盤、エンジンが音を上げるのは時間の問題だということは分かっていた。そして最終的には、オーバーヒートで私のレースは終わってしまった」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 10 | 24 | J.ゴードン | シボレー | 367 | ||
2位 | 7 | 11 | D.ハムリン | シボレー | 367 | ||
3位 | 12 | 48 | J.ジョンソン | シボレー | 367 | ||
32位 | 27 | 22 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 355 | ||
33位 | 14 | 0 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 351 | ||
36位 | 20 | 84 | AJ.アルメンディンガー | トヨタ カムリ | 344 | ||
43位 | 15 | 83 | B.ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 123 | ||
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NASCAR BUSCH SERIES
第12戦 Diamond Hill Plywood 200
開催日:5月11日
トヨタ カムリ のJ.リフラーがトップ10フィニッシュ
今季3度目のトップ10フィニッシュを果たしたJ.リフラー
5月11日(金)ダーリントン・レースウェイでNASCARブッシュ・シリーズ第12戦「Diamond Hill Plywood 200」が開催され、このレースには3台の"トヨタ カムリ"が出場した。
予選ではJ.リフラーが10番手、D.ブレイニーが13番手につけ、D.ロイティマンは33番手から決勝へと臨むこととなった。
決勝では、10番手スタートのJ.リフラーが、終始トップ15圏内でのバトルを展開。17周に渡ってリードラップを獲得するなど速さを見せ、6位でフィニッシュした。J.リフラーは今季、ブッシュ・シリーズで3度目のトップ10フィニッシュとなった。
一方、33番手と後方スタートを余儀なくされたD.ロイティマンは、素晴らしい追い上げを見せ、ピット戦略も奏功し、レース中盤にはトップ5争いを繰り広げる活躍を見せた。しかし、後半はイエローコーションの少ない展開となり、タイヤ戦略が裏目に出てポジションアップを果たせず、24位に終わった。
D.ブレイニーは31位に終わり、ポイントランキングでは、D.ロイティマンが逆転し3位、D.ブレイニーは4位となった。
次戦第13戦は5月26日(金)に米国東部ノースカロライナ州シャーロットのローズ・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー J.リフラー:
「今日は一晩中アンダーステアが激しく、特に集団の中で走行する際には顕著だった。2位に浮上した時もまだアンダーステア症状は消えていなかったが、10位を走行していた時と、2位を走行していた時では、信じられないほどハンドリングは異なるものだった。我々はこれからテストのためにシャーロットへ向かい、次戦へ向けた準備を行う前に週末の休暇を取ることになる。今夜の"トヨタ カムリ"は速く、チームと共にトップ10フィニッシュを果たせたことを誇りに思っている」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 1 | 20 | D.ハムリン | シボレー | 147 | ||
2位 | 26 | 5 | M.マーティン | シボレー | 147 | ||
3位 | 15 | 60 | C.エドワーズ | フォード | 147 | ||
6位 | 10 | 38 | J.リフラー | トヨタ カムリ | 147 | ||
24位 | 33 | 99 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 147 | ||
31位 | 13 | 10 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 145 | ||
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