NASCAR NEXTEL CUP SERIES
第18戦 Pepsi 400
開催日:7月7日
トヨタ カムリ 好走を見せるが接触で後退
D.ブレイニー(#22)、D.ジャレット(#44)、D.ロイティマン(#00)の トヨタ カムリ
7月7日(土)米国米国東海岸フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第18戦「Pepsi 400」が行われた。デイトナの2.5マイルスーパースピードウェイでのレースは、開幕戦以来今季2戦目となる。
6日(金)に行われた予選は、53台中39台がアタックを終えた時点で、降雨に見舞われ中断。直後にブッシュ・シリーズの決勝が控えていたために、そのまま中止となり、アタックを終えていたドライバーも全てタイムは抹消。規定に則り、グリッドは35番手までオーナーズポイント順で決定され、残り8つのグリッドが過去の優勝者、チャンピオン獲得経験者、そしてオーナーズポイントと今季の予選通過数によって決定された。この結果、"トヨタ カムリ"は4台が決勝レースへ出場することとなった。
また、併催レースとして前日行われる予定であったブッシュ・シリーズ第19戦が7日(土)朝に延期されたことで、両方のレースに参戦するD.ブレイニー、B.ヴィッカーズ、D.ロイティマンの3名は、この日、1日に2つのNASCARシリーズで、1000km以上のレースを戦うこととなった。
7日(土)午後8時、猛暑にもかかわらず集まった15万人の大観衆が見守る中、160周・ 400マイル(約640km)で競われるネクステル・カップ・シリーズの決勝レースがスタート。決勝に進んだ4台共に後方グリッドからのスタートとなった"トヨタ カムリ"だったが、着実な速さを見せポジションをアップ。40番手スタートのD.ブレイニーは一時トップ10圏内でのバトルを繰り広げた。しかし、144周目に他車のスピンに巻き込まれ、車体にダメージを負ってピットイン。その後、"トヨタ カムリ"の速さを活かしての追い上げを図ったが、23位でチェッカーを受けた。
一方、D.ブレイニーの接触によるイエローコーションから再スタートが切られて間もない151周目、36番手グリッドからトップ15圏内でレースを戦っていたB.ヴィッカーズが、コントロールを失った他車に接触され、スピン。レースへは戻ったものの、30位に終わった。 42番手スタートのD.ロイティマンは26位、37番手スタートのD.ジャレットは27位であった。
今レースの結果、D.ブレイニーはオーナーズポイントで待望の35位に浮上。次戦の決勝進出が確定することとなった。
次戦第19戦は7月15日(日)米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで開催される。
ドライバー D.ブレイニー:
「今晩我々の"トヨタ カムリ"はかなり速かった。私は多くの周回に渡ってトップ10を走行することが出来た。しかし、他車がスピンをして、私の"トヨタ カムリ"の側面に接触し、フェンダーとタイヤが当たる状態になってしまった。このため、ピットインせざるを得なかった。その後もトップ15圏内には戻れるだけの速さはあったはずだが、何度かミスを犯し、それは叶わなかった。我々の"トヨタ カムリ"は本当に速かったが、良い結果を得ることが出来なかったのは残念だ」
リザルト
決勝結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 15 | 26 | J.マクマーレイ | フォード | 160 | ||
2位 | 11 | 5 | Ky.ブッシュ | シボレー | 160 | ||
3位 | 16 | 2 | K.ブッシュ | ダッジ | 160 | ||
23位 | 40 | 22 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 160 | ||
26位 | 42 | 0 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 160 | ||
27位 | 37 | 44 | D.ジャレット | トヨタ カムリ | 160 | ||
30位 | 36 | 83 | B.ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 160 | ||
|
|
NASCAR BUSCH SERIES
第19戦 Winn-Dixie 250
開催日:7月7日
トヨタ カムリ 3位でフィニッシュ
3位フィニッシュを果たしたD.ブレイニー(#10)と
ポールポジションを獲得し、9位でフィニッシュしたJ.リフラー(#38)
7月7日(土)デイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARブッシュ・シリーズ第19戦「Winn-Dixie 250」が開催された。
6日(金)に行われた予選では、J.リフラーが、自身にとって今季初、そして同シリーズに今年から参戦している"トヨタ カムリ"にとっては2度目となるポールポジションを獲得。D.ブレイニーが9番手、D.ロイティマンが11番手、そしてブッシュ・シリーズには今季初出場となるB.ヴィッカーズが12番手と、出場した4台共に好位置から決勝レースへ臨むこととなった。
6日(金)午後8時から予定されていた決勝レースは、激しい降雨に見舞われたために延期が決定。翌日7日(土)午前9時から100周・250マイル(約400km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。
9番手スタートのD.ブレイニーが好走を見せ、リードラップ獲得こそならなかったものの、レース全般を通して上位争いを展開。チェッカー直前のイエローコーションによる、最後のスプリント勝負では、惜しくも首位逆転は成らず、3位でチェッカーを受けることとなった。
一方、ポールポジションからスタートを切ったJ.リフラーも常に上位争いを繰り広げ、9位でフィニッシュした。今季初のブッシュシリーズ出場となったB.ヴィッカーズは13位でフィニッシュ。11番手スタートのD.ロイティマンは、前半戦をトップ20圏内で走行していたが、50周目にスピンを喫した他車に接触され、無念のリタイアとなった。
次戦第20戦は7月14日(金)に米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイでネクステル・カップ・シリーズとの併催レースとして開催される。
ドライバー D.ブレイニー:
「今日は良い一日だった。我々の"トヨタ カムリ"は2月の開幕戦デイトナでも素晴らしい仕上がりだったが、今日も同様の性能を発揮してくれた。そして、レースが進むごとにハンドリングもどんどん向上していった。一度でも首位に立つことが出来ていたら、そのまま勝てただろうと思う。優勝は叶わなかったが、今日の結果には満足している」
リザルト
決勝結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 14 | 5 | Ky.ブッシュ | シボレー | 102 | ||
2位 | 4 | 21 | K.ハーヴィック | シボレー | 102 | ||
3位 | 9 | 10 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 102 | ||
9位 | 1 | 38 | J.リフラー | トヨタ カムリ | 102 | ||
13位 | 12 | 32 | B.ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 102 | ||
40位 | 11 | 99 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 50 | ||
|
|