NASCAR NEXTEL CUP SERIES
第19戦 USG Sheetrock 400
開催日:7月15日
トヨタ カムリ 上位進出を果たせず
26位でフィニッシュしたJ.メイフィールドの トヨタ カムリ
7月15日(日)米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第19戦「USG Sheetrock 400」が行われた。
13日(金)に行われた予選では、D.ブレイニーが"トヨタ カムリ"最高位の15番手で予選を通過。J.メイフィールドが20番手、D.ロイティマンが21番手、M.ウォルトリップが28番手に入り、4台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進むことになった。
15日(日)午後4時20分に、1.5マイルのD型オーバルを267周(400マイル・644km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。21番手スタートのD.ロイティマンは、好調にポジションを上げていったが、43周目にエンジントラブルに見舞われリタイア。15番手スタートのD.ブレイニーは199周目、タイヤのパンクに見舞われスピン。壁にクラッシュしてレースを終えた。
20番手からスタートしたJ.メイフィールドは、ハンドリングに苦しみながら、"トヨタ カムリ"勢最上位の26位でレースを終えた。M.ウォルトリップは30位であった。
次戦第20戦は7月29日(日)米国中西部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催される。
ドライバー J.メイフィールド:
「スタート時はひどいオーバーステア状態だった。そのため、レース中もピットインの度に改善するための作業を続けて行った。結果的には26位に終わったが、終盤は上位グループについていくことが可能だった。終盤のペースそのものは、トップ10と遜色なかったと思う。スタート時は最も遅い1台だったが、最終的には、これまで最高の仕上がりになっていた。レースカーがどんな状態だったとしても、ピットストップの度に我々はどんどん改善して行けた。もしスタート時から、レース終盤並の速さを持っていれば、上位争いが出来たはずだ」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 19 | 20 | T.スチュワート | シボレー | 267 | ||
2位 | 10 | 17 | M.ケンセス | フォード | 267 | ||
3位 | 25 | 99 | C.エドワーズ | フォード | 267 | ||
26位 | 20 | 36 | J.メイフィールド | トヨタ カムリ | 265 | ||
30位 | 28 | 55 | M.ウォルトリップ | トヨタ カムリ | 264 | ||
40位 | 15 | 22 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 199 | ||
43位 | 21 | 0 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 43 | ||
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NASCAR BUSCH SERIES
第20戦 USG Durock 300
開催日:7月14日
トヨタ カムリ がトップ10フィニッシュ
上位争いを展開したD.ブレイニー(#10)
7月14日(土)イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイでNASCARブッシュ・シリーズ第20戦「USG Durock 300」が開催された。
14日(土)午前10時から行われた予選では、D.ブレイニーが5番手と好調。D.ロイティマンが23番手、前戦ポールポジションを獲得したJ.リフラーは26番手から決勝レースへ臨むこととなった。
14日(土)午後2時に200周・300マイル(約480km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。
5番手グリッドからスタートしたD.ブレイニーは、トップ争いに加わり健闘を見せたが、最終的には9位でチェッカーを受けた。一方、23番手スタートのD.ロイティマンはセットアップが決まらず苦戦。17位でレースを終えた。J.リフラーは33位であった。
次戦第21戦は7月21日(土)に米国中部イリノイ州マディソンのゲートウェイ・インターナショナル・レースウェイでナイトレースとして開催される。
ドライバー D.ブレイニー:
「持っているものを全て出し切った。我々は"トヨタ カムリ"のセッティングを、思い通りにドライブ出来るように仕上げることが出来なかった。一度セッティングを大きく変更しすぎてしまい、元に戻すために再び大きな調整を行うのはあまりにリスクを伴い、結果として、前を行くライバル勢に比較すると、完全に正しいセットアップを見出せなかった。しかし、全体的に見れば、悪い一日ではなかった」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 8 | 21 | K.ハーヴィック | シボレー | 200 | ||
2位 | 10 | 17 | M.ケンセス | フォード | 200 | ||
3位 | 14 | 29 | J.バートン | シボレー | 200 | ||
9位 | 5 | 10 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 200 | ||
17位 | 23 | 99 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 199 | ||
33位 | 26 | 38 | J.リフラー | トヨタ カムリ | 196 | ||
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NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第13戦 Built Ford Tough 225
開催日:7月14日
トヨタ タンドラ のM.スキナーが今季4勝目を挙げる
今季4勝目を挙げたM.スキナー
7月14日(土)米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第13戦「Built Ford Tough 225」が行われた。
決勝を前に行われた午後4時半から行われた予選では、ルーキーのR.マシューズが、自身初となるポールポジションを獲得。J.スプレイグが3番手、ドライバーズランキングトップを行くM.スキナーが4番手から決勝へ臨むこととなった。
午後8時、4万人以上の観客が見守る中、1.5マイルD型オーバルを150周、225マイル(約362km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。初のポールポジションからのスタートしたR.マシューズは、スタートを失敗。後続勢に飲み込まれ、1周目は8位までポジションを落としてしまった。一方、4番手スタートのM.スキナーは3周目に首位を奪うと、その後は圧倒的な速さでレースを支配。全150周の内、135周に渡って首位を走行し、最後は後続を大きく引き離して、今季4勝目となる勝利を挙げた。
その後方ではT.マスグレイブがT.クバピル(フォード)とテール・トゥ・ノーズでの2位争いを繰り広げたが僅かに及ばず、T.マスグレイブは3位でフィニッシュ。R.マシューズが4位で続いた。5位には、10年振りのクラフツマン・トラック・シリーズ参戦となったD.グリーンが入り、"トヨタ タンドラ"は、トップ5を4台が占める結果となった。
4勝目を挙げたM.スキナーは、ドライバーズポイントランキングで、2位以下との差を更に広げ、トップを堅守することとなった。
次戦第14戦は7月27日(金)米国中西部インディアナ州インディアナポリスのオライリー・レースウェイ・パークで行われる。
ドライバー M.スキナー:
「私の"トヨタ タンドラ"は驚くべき速さだった。素晴らしい"トヨタ タンドラ"を用意してくれたチームとトヨタに感謝したい。ここ数戦は苦戦が続き、タイトル争いを考えて、着実に、トップ5やトップ10でのフィニッシュを果たしていくしかなかった。今日も容易に勝利出来るとは考えていなかった。チャンスを待ち、レース中も着実にセッティングを改善して行った。公式練習の時から我々の"トヨタ タンドラ"がとても好調だったのは分かっていたが、これほどまで素晴らしい仕上がりになるとは思ってもいなかった」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 4 | 5 | M.スキナー | トヨタ・タンドラ | 150 | ||
2位 | 7 | 6 | T.クバピル | フォード | 150 | ||
3位 | 8 | 9 | T.マスグレイブ | トヨタ・タンドラ | 150 | ||
4位 | 1 | 22 | R.マシューズ | トヨタ・タンドラ | 150 | ||
5位 | 13 | 1 | D.グリーン | トヨタ・タンドラ | 150 | ||
11位 | 19 | 30 | T.ボダイン | トヨタ・タンドラ | 150 | ||
13位 | 3 | 60 | J.スプレイグ | トヨタ・タンドラ | 150 | ||
14位 | 11 | 23 | J.ベンソン | トヨタ・タンドラ | 150 | ||
21位 | 15 | 0 | J.ワイズ | トヨタ・タンドラ | 148 | ||
31位 | 24 | 59 | T.クック | トヨタ・タンドラ | 49 | ||
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