NASCAR BUSCH SERIES
第22戦 Kroger 200
開催日:7月28日
NASCARブッシュ・シリーズで"トヨタ カムリ"が初優勝!
記念すべき初優勝のチェッカーを受けるJ.リフラーの トヨタ カムリ
7月28日(土)インディアナ州インディアナポリスのオライリー・レースウェイ・パークでNASCARブッシュ・シリーズ第22戦「Kroger 200」が行われた。
午後4時半から行われた予選では、J.リフラーが"トヨタ カムリ"勢最上位の5番手を確保。このレースの予選は、日曜日にインディアナポリス・インターナショナル・レースウェイで行われるNASCARネクステル・カップ・シリーズ第21戦の予選とスケジュールが重なったため、予選に出場出来なかったD.ロイティマンは40番手と後方グリッドからスタートすることとなった。
午後7時半、0.686マイルのショート・オーバルを200周(約220km)で競われる決勝レースがスタート。5番手スタートのJ.リフラーは常に上位争いを展開。一方、40番手と後方からじわじわと果敢な追い上げを見せ、遂に上位争いへと加わったD.ロイティマンと、終盤サイド・バイ・サイドで、接触するほどの激しい首位争いを繰り広げ、197周目にはJ.リフラーが首位奪取。
J.リフラーはそのまま逃げ切り、今季から参戦を開始した"トヨタ カムリ"に、NASCARブッシュ・シリーズでの初優勝をもたらした。見事な追い上げを見せたD.ロイティマンは3位に入った。
この結果、ドライバーズポイントランキングでも、J.リフラーは2位のD.ロイティマンに次ぐ3位に浮上した。
次戦第23戦は8月4日(土)、F1GPも開催される、カナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われる。
ドライバー J.リフラー:
「激しいバトルの末に、このような結果が得られて非常に興奮している。これまでも我々は十分に強く、今日の日が遠からず来ることは分かっていた。このオライリー・レースウェイ・パークでは、私はミジェットカーやシルバークラウンのレースで数多くの勝利を挙げて来ており、私にとっては第2のホームコースとも言える場所だ。多くの時間を過ごしてきており、友人も多い。そのコースで、"トヨタ カムリ"での歴史的な初勝利を飾ることが出来て本当に嬉しい。チームとトヨタには、感謝の言葉も見つからない」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 5 | 38 | J.リフラー | トヨタ カムリ | 200 | ||
2位 | 10 | 16 | G.ビッフル | フォード | 200 | ||
3位 | 6 | 99 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 200 | ||
9位 | 22 | 10 | M.ブリス | トヨタ カムリ | 200 | ||
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NASCAR NEXTEL CUP SERIES
第20戦 Allstate 400 at the Brickyard
開催日:7月29日
トヨタ カムリ 上位争いの末9位フィニッシュ
9位でフィニッシュしたD.ブレイニーの トヨタ カムリ
7月29日(日)米国中西部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第20戦「Allstate 400 at the Brickyard」が行われた。世界3大レースの一つ「インディ500」の舞台でもある伝説の聖地における、"トヨタ カムリ"のデビューレースとなった。
28日(土)に行われた予選では、それまでの公式練習で苦戦を強いられていたB.ヴィッカーズが調子を上げ、"トヨタ カムリ"勢最高位の25番手グリッドを確保。27番手にD.ブレイニー、34番手にD.ロイティマンがつけた。最後尾43番手には、カップ・シリーズで2度のチャンピオン獲得経験を持つベテランT.ラボンテが入り、4台の"トヨタ カムリ"が決勝進出を決めた。
29日(日)午後2時20分、2.5マイルスーパースピードウェイを160周(400マイル・644km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
25番手グリッドからスタートしたB.ヴィッカーズは、レース序盤から順調にポジションを上げ、一時は2番手を走行。しかし、その後電気系のトラブルとハンドリングの不調に見舞われてしまった。チームは懸命な努力でレースを続行したが、B.ヴィッカーズは21位でレースを終えた。
一方、27番手スタートのD.ブレイニーも好調な走りを見せ、序盤の50周を終えた時点でトップ10争いに加わった。その後も上位争いを繰り広げたD.ブレイニーは、見事9位でチェッカー。トップ10フィニッシュを果たした。
T.ラボンテは30位でフィニッシュ。D.ロイティマンは序盤エンジントラブルに見舞われ、 38位に終わった。
次戦第21戦は8月5日(日)米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで開催される。
ドライバー D.ブレイニー:
「今日は本当に良いレースが出来た。我々はライバル勢と比較しても遜色ない速さだった。再スタートで若干ポジションを失ってしまったが、我々の"トヨタ カムリ"は本当に速く、ピットでのクルーの作業も素晴らしかった。その結果、トップ10フィニッシュを果たせて良かった。昨日の公式練習開始時から、"トヨタ カムリ"の速さは満足行くものだった。クルーの働きに感謝している。これからも毎週更に上位を目指して努力を続ける」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 14 | 20 | T.スチュワート | シボレー | 160 | ||
2位 | 2 | 42 | J.モントーヤ | ダッジ | 160 | ||
3位 | 21 | 24 | J.ゴードン | シボレー | 160 | ||
9位 | 27 | 22 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 160 | ||
21位 | 25 | 83 | B.ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 160 | ||
30位 | 43 | 55 | T.ラボンテ | トヨタ カムリ | 150 | ||
38位 | 34 | 0 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 92 | ||
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NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第14戦 Power Stroke Diesel 200
開催日:7月27日
トヨタ タンドラ 2位フィニッシュ
2位に入ったJ.ベンソンの トヨタ タンドラ
7月27日(土)米国中西部インディアナ州インディアナポリスのオライリー・レースウェイ・パークでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第14戦「Power Stroke Diesel 200」が行われた。
午前中、2度に渡って公式練習が行われ、午後4時半から予選が予定されていたが、降雨により予選は中止。決勝のスターティンググリッドは、既定によりオーナーポイント順で決定された。この結果、M.スキナーがポールポジション、T.ボダインが3番手、以下6番手以降にJ.ベンソン、J.スプレイグ、T.マスグレイブが並ぶこととなった。
その後雨は止み、ジェットドライヤーカーによる路面乾燥が行われ、予定より遅れて午後10時に0.686マイルオーバルを200周(約220km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。
ドライバーズランキング首位につけ、ポールポジションからスタートを切ったM.スキナーだったが、この日は徐々に後退。代わって首位争いを繰り広げたのは6番手スタートのJ.ベンソンと3番手スタートのT.ボダインであった。
この日圧倒的な速さを見せたR.ホーナディ(シボレー)と"トヨタ タンドラ"勢は激しく首位を争い、終盤には、J.ベンソンがサイド・バイ・サイドのバトルを展開するなど首位奪取を狙ったが、惜しくも及ばず、J.ベンソンが"トヨタ タンドラ"最上位となる2位でフィニッシュ。T.ボダインは6位であった。
M.スキナーはトップ10圏内を走行していたが、126周目のピットインで大きくタイムをロス。一時は25位まで順位を落とし、終盤ポジションを取り戻したものの、20位に終わった。しかし、1周目にリードラップを獲得しており、自身が記録更新中の、昨年から続く連続リードラップ獲得記録を18へと延ばすとともに、ドライバーズランキングでも首位を守っている。
次戦第15戦は8月11日(土)米国南部テネシー州レバノンのナッシュビル・スーパースピードウェイで行われる。
ドライバー J.ベンソン:
「レースが残り50周を切ったあたりから、首位を行くR.ホーナディをなんとか逆転しようとアタックを続けていた。しかし、それは叶わなかった。彼に並びかけるまではしたが、その激しいアタックのせいで、タイヤが摩耗してしまい、最後は何も出来なかった。今日はどのドライバーも速く、追い越しは困難だった。今日のレースのために、ショートオーバル用の新しい車体を用意したが、この判断は正しかった。我々の"トヨタ タンドラ"は好調で、2位でフィニッシュ出来たことを本当に喜んでいる。しかし、最後にもう少しだけ良い結果が得られたらもっと良かった」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 2 | 33 | R.ホーナディ | シボレー | 201 | ||
2位 | 6 | 23 | J.ベンソン | トヨタ・タンドラ | 201 | ||
3位 | 4 | 6 | T.クバピル | フォード | 201 | ||
6位 | 3 | 30 | T.ボダイン | トヨタ・タンドラ | 201 | ||
9位 | 9 | 60 | J.スプレイグ | トヨタ・タンドラ | 201 | ||
12位 | 7 | 9 | T.マスグレイブ | トヨタ・タンドラ | 201 | ||
15位 | 8 | 1 | D.グリーン | トヨタ・タンドラ | 201 | ||
20位 | 1 | 5 | M.スキナー | トヨタ・タンドラ | 201 | ||
25位 | 15 | 22 | R.マシューズ | トヨタ・タンドラ | 200 | ||
26位 | 16 | 59 | T.クック | トヨタ・タンドラ | 200 | ||
27位 | 25 | 0 | J.ラボンテ | トヨタ・タンドラ | 200 | ||
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