NASCAR NEXTEL CUP SERIES
第28戦 Dover 400
開催日:9月23日
3台の トヨタ カムリ がトップ20フィニッシュ
トヨタ カムリ 勢最上位の15位でフィニッシュしたM.ウォルトリップ
9月23日(日)米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第28戦「Dover 400」が行われた。6月に行われた第13戦以来今季2度目の開催となる難コース"モンスター・マイル"に再び"トヨタ カムリ"が挑むこととなった。
21日(金)午後3時から行われた予選では、AJ.アルメンディンガーが11番手、D.ロイティマンが13番手となり、ベテランD.ジャレットが19番手、B.ヴィッカーズが23番手、M.ウォルトリップが最後尾43番手につけ、5台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。
23日(日)午後1時40分、コンクリート舗装で24度のバンク角を持つ1マイルオーバルを400周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。
"トヨタ カムリ"勢最高位の11番手グリッドからスタートしたAJ.アルメンディンガーだったが、スタート直後にエンジントラブルに見舞われ、ピットイン。一度はコースに復帰したものの、僅か4周で戦線離脱となってしまった。
最後尾43番手グリッドからスタートしたM.ウォルトリップは、パワーステアリングのトラブルに見舞われながらも着実にポジションを上げて、"トヨタ カムリ"勢最上位の15位でフィニッシュした。13番手スタートのD.ロイティマンもハンドリングに苦しみながら、トップ20圏内でレースを戦い、18位でフィニッシュ。B.ヴィッカーズは16位でチェッカーを受け、"トヨタ カムリ"は3台がトップ20圏内でのフィニッシュとなった。
次戦第29戦は9月30日(日)米国中部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで行われる。
ドライバー M.ウォルトリップ:
「序盤我々の"トヨタ カムリ"は本当に速く、かなり有望なレースが戦えると思っていた。しかしその後、パワーステアリングのトラブルに見舞われ、ハンドリングに苦しめられることになってしまった。これらに関連があったのかどうかはわからないが、パワーステアリングのトラブルは重大であり、正しい方向で調整することが出来なくなってしまった。とはいえ全体的に見れば、今日の我々は速く、競争力は高かった。6月に、ここドーバーで戦った時はこれほどの調子ではなかったことを考えれば、今日は素晴らしい改善が果たせたと思う」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 15 | 99 | C.エドワーズ | フォード | 400 | ||
2位 | 9 | 16 | G.ビッフル | フォード | 400 | ||
3位 | 21 | 8 | D.アーンハート・Jr. | シボレー | 400 | ||
15位 | 43 | 55 | M.ウォルトリップ | トヨタ カムリ | 398 | ||
16位 | 23 | 83 | B.ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 397 | ||
18位 | 13 | 0 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 397 | ||
41位 | 19 | 44 | D.ジャレット | トヨタ カムリ | 141 | ||
43位 | 11 | 84 | AJ.アルメンディンガー | トヨタ カムリ | 4 | ||
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NASCAR BUSCH SERIES
第29戦 RoadLoans.com 200
開催日:9月22日
トヨタ カムリ のD.ロイティマンが10位でフィニッシュ
10位フィニッシュを果たし、ランキング2位に浮上したD.ロイティマン(#99)と
予選3番手グリッドを獲得したD.ブレイニー(#10)
9月22日(金)ドーバー・インターナショナル・スピードウェイで、NASCARブッシュ・シリーズ第29戦「RoadLoans.com 200」が行われた。
決勝レースに先立ち、正午から行われた予選では、D.ブレイニーが3番手、J.リフラーが5番手、D.ロイティマンが10番手と好走を見せ、3台の"トヨタ カムリ"が全てトップ10圏内からのスタートとなった。
ネクステル・カップ・シリーズの公式練習を挟み、午後3時に"モンスター・マイル"を200周 (200マイル:約320km)で競われる決勝レースがスタート。3番手スタートのD.ブレイニーは、レースを通して上位争いを展開。しかし、終盤右リアタイヤのパンクに見舞われ、無念の後退。23位でチェッカーを受けた。
5番手スタートのJ.リフラーも上位グループでのバトルを繰り広げていたが、136周目のアクシデントで車体前部にダメージを負い、30位に終わった。
10番手からスタートしたD.ロイティマンも、トップ5圏内でレースを戦い続けていたが、終盤のピットインで交換したタイヤのセットが不調に見舞われ、ポジションアップを果たせず、10位でフィニッシュした。しかし、この10位フィニッシュによって、D.ロイティマンはドライバーズポイントランキングで2位へと復帰した。
次戦第30戦は9月29日(土)、カンザス・スピードウェイで行われる。
ドライバー D.ロイティマン:
「最後のピットストップで、この日最も良くないタイヤのセットに交換してしまった。そのため、終盤のペースは上げられなかった。トップ5フィニッシュが果たせる力があっただけに、10位という結果はとても残念だ。我々の"トヨタ カムリ"はこの日ずっと好調で、チームスタッフの働きぶりも本当に誇りに思っている。しかし、最後に、使う必要のないタイヤに交換してしまったことが全てだった。それまでとは全く異なる走りになってしまった。今日の結果には本当に落胆しているが、来週のレースへと気持ちを切り替える」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 4 | 20 | D.ハムリン | シボレー | 200 | ||
2位 | 7 | 8 | M.トゥルークス・Jr. | シボレー | 200 | ||
3位 | 33 | 17 | M.ケンセス | フォード | 200 | ||
10位 | 10 | 99 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 200 | ||
23位 | 3 | 10 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 198 | ||
30位 | 5 | 38 | J.リフラー | トヨタ カムリ | 166 | ||
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NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第19戦 Smith's Las Vegas 350
開催日:9月22日
トヨタ タンドラ のJ.ベンソンが惜しくも2位
サイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げる
M.スキナー(#5)、J.ワイズ(#00)、J.ヴィルヌーブ(#27)の"トヨタ タンドラ"
9月22日(土)米国西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第19戦「Smith's Las Vegas 350」が行われた。今大会から、元F1とCART(現チャンプカー)のチャンピオンであり、インディ500ウィナーでもあるJ.ヴィルヌーブが"トヨタ タンドラ"で初めてのNASCARシリーズ参戦を果たすということで注目が集まった。
午前9時から、ルーキー練習を含め、3度の公式練習が予定されていたが、前夜降り続いた雨の影響で若干スケジュールに遅れが生じ、午前10時から、2時間に渡る公式練習が1度だけ行われることとなった。この公式練習では、ポイントランキング首位を争うM.スキナーがトップタイムをマークした。
続いて午後3時から予選が行われ、M.スキナーは僅差の2番手グリッド。D.グリーンが3番手、T.ボダインが4番手と好位置につけた。注目のJ.ヴィルヌーブは、NASCARデビュー戦ながら7番手と速さを見せ、決勝へと臨むことになった。
午後6時、1.5マイルのD型オーバルコースを146周(219マイル:約350km)で競われる決勝レースがスタート。最前列2番手グリッドのM.スキナーは、好スタートを切り、首位に立ったものの、すぐに右前タイヤの不調に見舞われ、後退。代わって4番手スタートのT.ボダインが首位を争い、中盤には、22番手と後方からスタートしたJ.ベンソンが素晴らしい追い上げで首位争いに加わった。
しかし、45周に渡って首位を走行したT.ボダインは、109周目にクラッシュ。無念のリタイアとなった。その後はJ.ベンソンがT.クバピル(フォード)と激しい首位争いを繰り広げたが、惜しくも及ばず、最後は僅か0.718秒差で2位のチェッカーを受けた。
4位には自身今季最高位となるT.クックが入り、ルーキーのJ.ワイズもキャリア最高の6位でフィニッシュ。"トヨタ タンドラ"はトップ6に3台が入った。
M.スキナーはレース終盤、タイヤブローに見舞われ、13位に終わったが、ポイントを争うR.ホーナディ(シボレー)がクラッシュで22位に終わったため、再びポイントランキング首位に浮上した。
7番手スタートのJ.ヴィルヌーブは、48周目にクラッシュした他車に接触し、車体にダメージを受けたために、修復のピットインを余儀なくされ、1周遅れの21位に終わった。
次戦第20戦は10月6日(土)米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで行われる。
ドライバー J.ベンソン:
「当初我々はややアンダーステア症状に悩まされていた。しかし、僅か8周から9周しただけで、セットアップを調整することに成功した。チームクルーは素晴らしい仕事をしてくれて、その後は素晴らしい走りが出来た。第1コーナーでT.クバピルにパスされた時は、彼がどこに行ったのか分からなかった。第3から第4コーナーまで彼を抑えることが出来れば、勝てたかも知れない。しかし、彼は本当に速かった。2位という結果には満足している」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1位 | 1 | 6 | T.クバピル | フォード | 146 | ||
2位 | 22 | 23 | J.ベンソン | トヨタ タンドラ | 146 | ||
3位 | 14 | 21 | J.ウッド | フォード | 146 | ||
4位 | 18 | 59 | T.クック | トヨタ タンドラ | 146 | ||
6位 | 23 | 0 | J.ワイズ | トヨタ タンドラ | 146 | ||
13位 | 2 | 5 | M.スキナー | トヨタ タンドラ | 146 | ||
15位 | 11 | 9 | T.マスグレイブ | トヨタ タンドラ | 146 | ||
18位 | 3 | 1 | D.グリーン | トヨタ タンドラ | 146 | ||
21位 | 7 | 27 | J.ヴィルヌーブ | トヨタ タンドラ | 145 | ||
28位 | 4 | 30 | T.ボダイン | トヨタ タンドラ | 110 | ||
32位 | 28 | 60 | J.スプレイグ | トヨタ タンドラ | 31 | ||
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