NASCAR SPRINT CUP SERIES
第3戦 Las Vegas 400
開催日:3月2日
"トヨタ カムリ"過去最多10台が決勝進出
不運も重なり、D.ハムリンが最上位9位フィニッシュ
ポールポジションから上位を争ったが11位に終わったKy.ブッシュの"トヨタ カムリ"
NASCARスプリント・カップ・シリーズ第3戦「 Las Vegas 400」が2月25日(月)米国西部
早くもシーズン第3戦を迎えたNASCARスプリント・カップ・シリーズの舞台は、ラスベガス市街の北部に位置するD型の1.5マイルオーバルである。
2月29日(金)午後3時半より予選が行われ、地元ラスベガス出身のKy.ブッシュが
3月2日(日)午後1時48分、267周(400マイル:約640km)で競われる決勝レースの
一方、25番手グリッドスタートのT.スチュワートも着実にポジションを上げ、52周目には
Ky.ブッシュはその後も上位グループにつけていたが、レース終盤、タイヤのエア漏れが発生し、ピットでタイヤを交換。ポジションを落とすこととなり、11位フィニッシュとなった。
"トヨタ カムリ"勢最上位でフィニッシュしたのは、27番手グリッドからスタートした
次戦第4戦は3月9日(日)米国南東部ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・
ドライバー D.ハムリン:
「タフな一日だった。レース序盤は"トヨタ カムリ"の調子は良かったのだが、スタート順位が悪すぎた。上位浮上を目指したが、周回遅れになってしまった。イエローコーションからの再スタートでトップと同一周回に戻れる"ラッキー・ドッグ"(周回遅れの最上位)に入ることさえ困難に思われた。しかし、何とか少しずつポジションを上げ、179周目の再スタートで"ラッキー・ドッグ"を得てトップと同一周回に復帰する事が出来、その後は全力を尽くした。最終的にトップ10フィニッシュを果たせて、チームにとっても良い一日となった」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 2 | 99 | C.エドワーズ | フォード | 267 | ||
2 | 8 | 88 | D.アーンハート・Jr. | シボレー | 267 | ||
3 | 6 | 16 | G.ビッフル | フォード | 267 | ||
9 | 27 | 11 | D.ハムリン | トヨタ カムリ | 267 | ||
11 | 1 | 18 | Ky.ブッシュ | トヨタ カムリ | 267 | ||
24 | 43 | 83 | B.ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 266 | ||
26 | 26 | 22 | D.ブレイニー | トヨタ カムリ | 266 | ||
27 | 30 | 96 | J.J.イェリー | トヨタ カムリ | 266 | ||
30 | 5 | 27 | M.スキナー | トヨタ カムリ | 265 | ||
31 | 22 | 55 | M.ウォルトリップ | トヨタ カムリ | 265 | ||
37 | 14 | 0 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 258 | ||
39 | 16 | 44 | D.ジャレット | トヨタ カムリ | 231 | ||
43 | 25 | 20 | T.スチュワート | トヨタ カムリ | 107 | ||
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NASCAR NATIONWIDE SERIES
第3戦 Sam's Town 300
開催日:3月1日
"トヨタ カムリ"開幕3連勝はならず
M.ウォレスが7位フィニッシュ
3月1日(土)ラスベガス・スピードウェイででNASCARネイションワイド・シリーズ第3戦「Sam's Town 300」が開催された。
ネイションワイド・シリーズでは、開幕から"トヨタ カムリ"のT.スチュワートとKy.ブッシュが2戦連続での1-2フィニッシュを果たしており、3戦連続の記録が達成されるか、注目を集めることとなった。
午前9時から行われた予選では、Ky.ブッシュが3番手タイムを叩き出しながら、アタック2周目に姿勢を崩し、壁にクラッシュ。僅か4時間後に迫った決勝レースではスペアカーへと乗り換えることを余儀なくされてしまった。
一方、B.ヴィッカーズがポールポジションを獲得。開幕からシリーズ2連勝を飾っているT.スチュワートも4番手、D.ロイティマンが5番手と好位置につけ、6台の"トヨタ カムリ"が決勝へと臨んだ。
午後1時50分、好天の下1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのB.ヴィッカーズを、4番手スタートから一気にポジションを上げたT.スチュワートがかわすと、序盤戦を支配。B.ヴィッカーズと共に上位争いを繰り広げた。
そして、スペアカーへの乗り換えのために最後尾からのスタートを余儀なくされたKy.ブッシュも見事な追い上げで、レースが折り返しを過ぎた64周目には首位に躍進。まもなくT.スチュワートとの1-2体制となり、3戦連続の1-2フィニッシュ達成なるかと思われた。
しかし、103周目、2位を走行していたKy.ブッシュが外壁に接触。無念のリタイアとなってしまった。また、131周目には、直前のイエローコーション中のピットインで若干ポジションを落とし、再スタート後に上位復帰を狙ってアタックを開始したT.スチュワートとD.ロイティマンが接触。2台共にスピンを喫し、T.スチュワートはリタイア。D.ロイティマンも25位に終わった。
そんな中、18番手スタートから粘り強い走りで、後半戦は常にトップ10圏内を走行したベテランM.ウォレスが"トヨタ カムリ"勢最高位となる7位フィニッシュを果たした。
次戦第4戦は3月8日(土)アトランタ・モーター・スピードウェイで開催される。
ドライバー M.ウォレス:
「とても素晴らしい日になった。7位フィニッシュというのは、多くの人にとっては大した結果ではないかも知れないが、私はここ1年に渡ってトップ10フィニッシュを果たしていない。それだけに、私にとってはとても重要なことだ。我々のチームはある意味新しいチームだが、クルーは皆豊富な経験を持っている。彼らは良くやってくれたと思う。僅か3戦目で7位フィニッシュを果たすことが出来た。レース序盤は若干オーバーステア気味であったが、その後レースが進んでいくに連れて調整されて良くなって行った。トップの数台には届かなかっただろうが、もう少しレースの周回数があれば、あといくつかはポジションを上げられたと思う。素晴らしい走りが出来、全てが上手く行った。とても興奮している」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 17 | 5 | M.マーティン | シボレー | 202 | ||
2 | 23 | 16 | G.ビッフル | フォード | 202 | ||
3 | 8 | 2 | C.ボウヤー | シボレー | 202 | ||
7 | 18 | 7 | M.ウォレス | トヨタ カムリ | 202 | ||
25 | 5 | 99 | D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 152 | ||
27 | 4 | 20 | T.スチュワート | トヨタ カムリ | 137 | ||
31 | 3 | 18 | Ky.ブッシュ | トヨタ カムリ | 102 | ||
36 | 1 | 32 | B.ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 61 | ||
39 | 20 | 38 | J.リフラー | トヨタ カムリ | 42 | ||
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