NASCAR SPRINT CUP SERIES
第34戦 Dickies 500
開催日:11月2日
カイル・ブッシュが6位フィニッシュ
"トヨタ カムリ"勢最上位の6位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18)
NASCARスプリント・カップ・シリーズ第34戦「Dickies 500」が11月2日(日)米国南部
24度のハイバンクを持つ1.5マイルオーバルのテキサスでは、4月に第7戦が行われて
10月31日(金)午後2時半から予選が行われ、"チェイス"ドライバーのトニー・
2日(日)午後2時47分に1.5マイルのハイバンクオーバルを334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースのグリーンフラッグが振られた。
12番手スタートのロイティマンが序盤から好走を見せポジションをアップ。48周目には
レースはあまりイエローコーションが発生せず、各車グリーン下での給油ピットストップを
263周目にこの日5度目のイエローコーションが出されると、上位勢は一斉にピットイン。
Ky.ブッシュ、ロイティマンともにピットで若干ポジションを落とし、それぞれ6位、10位で
最後は賭けに出たデイル・アーンハート・Jr.(シボレー)が燃料切れで脱落するなど、
"チェイス"ドライバーのスチュワートとハムリンは、共に1周遅れの16位、17位で
また、マニュファクチャラーズポイントは、今回のレースの結果、現在3位となっている。
次戦第35戦は11月9日(日)米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・
ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々の"トヨタ カムリ"は問題もなく、好調だった。ここテキサスでは、クリーンな空気を得ることが重要であり、そのためには、上位を走行しなくてはならない。しかし、それは叶わなかった。後半、なんとか2位まで浮上したが、最後のイエローコーション下でのピットストップの後、もう一度ピットストップが必要となり、多くのドライバーは給油と2本タイヤ交換を行ったが、それで順位が決まってしまった。今日のレースではずっとポジションを上げるためにバトルをしてきたが、最終的には6位という結果となった。今日の我々の"トヨタ カムリ"ではベストな結果だと思う」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 16 | 99 | カール・エドワーズ | フォード | 334 | ||
2 | 1 | 24 | ジェフ・ゴードン | シボレー | 334 | ||
3 | 4 | 26 | ジェイミー・マクマーレイ | フォード | 334 | ||
6 | 29 | 18 | カイル・ブッシュ | トヨタ カムリ | 334 | ||
10 | 12 | 44 | デヴィッド・ロイティマン | トヨタ カムリ | 334 | ||
16 | 8 | 20 | トニー・スチュワート | トヨタ カムリ | 333 | ||
17 | 17 | 11 | デニー・ハムリン | トヨタ カムリ | 333 | ||
18 | 13 | 83 | ブライアン・ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 332 | ||
21 | 24 | 347 | マーコス・アンブローズ | トヨタ カムリ | 332 | ||
27 | 15 | 55 | マイケル・ウォルトリップ | トヨタ カムリ | 331 | ||
29 | 41 | 22 | デイヴ・ブレイニー | トヨタ カムリ | 331 | ||
30 | 32 | 96 | ケン・シュレーダー | トヨタ カムリ | 331 | ||
33 | 33 | 84 | スコット・スピード | トヨタ カムリ | 330 | ||
40 | 43 | 202 | ジョーイ・ロガーノ | トヨタ カムリ | 327 | ||
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NASCAR NATIONWIDE SERIES
第33戦 O'Reilly Challenge
催日:11月1日
カイル・ブッシュが優勝! "トヨタ カムリ"シリーズ20勝
今季10勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#18)
11月1日(土)NASCARネイションワイド・シリーズ
10月31日(金)午後5時半から行われた予選では、カイル・ブッシュが2列目4番手
1日(土)午後3時49分に1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝
首位に立ったKy.ブッシュは、圧倒的な速さで後続を寄せ付けずに独走。後方では、
149周目、この日3度目のイエローコーションが出されると、上位勢は最後のピットイン。
再び後続を引き離しにかかったKy.ブッシュであったが、その後2度に渡って出された
首位を逃げるKy.ブッシュの後方で、ロガーノとマーク・マーティン(シボレー)、カール・
全200周のレース中174周に渡って首位を独走したKy.ブッシュはトップを守って
次戦第34戦は11月8日(土)フェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催される。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日我々の"トヨタ カムリ"はレースを通して非常に力強く、若干の調整をした程度だ。昨日の公式練習で良いレースカーに仕上げることが出来た。それまでも感触は悪くなく、スピードもあったが、バランスが完全ではなかったので、調整を続けてきた。公式練習でクルーチーフが良い仕事をしてくれたおかげで、今日は本当に素晴らしい状態だった。レースを通して若干オーバーステア気味だったが、微調整で改善された。幸運にも、今日はあまり周回遅れに阻まれることもなくトップを走り続けることが出来たが、我々の"トヨタ カムリ"は勝てるだけの十分な速さを持っていたと思う」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 4 | 18 | カイル・ブッシュ | トヨタ カムリ | 200 | ||
2 | 1 | 60 | カール・エドワーズ | フォード | 200 | ||
3 | 6 | 5 | マーク・マーティン | シボレー | 200 | ||
4 | 8 | 20 | ジョーイ・ロガーノ | トヨタ カムリ | 200 | ||
8 | 19 | 99 | デヴィッド・ロイティマン | トヨタ カムリ | 200 | ||
11 | 29 | 0 | ジョシュ・ワイズ | トヨタ カムリ | 200 | ||
12 | 33 | 7 | マイク・ウォレス | トヨタ カムリ | 200 | ||
14 | 22 | 32 | デニー・ハムリン | トヨタ カムリ | 200 | ||
17 | 9 | 38 | ジェイソン・リフラー | トヨタ カムリ | 198 | ||
37 | 10 | 10 | ブライアン・ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 52 | ||
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NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第23戦 Texas 350k
開催日:10月31日
トヨタ、3年連続となるマニュファクチャラーズタイトル確定
"トヨタ タンドラ"7台がトップ10フィニッシュ
ロン・ホーナディ(シボレー:#33)と激しく首位を争い、
2位フィニッシュを果たしたカイル・ブッシュ(#51)
NASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第23戦「Texas 350k」が10月31日(土)、テキサス・モーター・スピードウェイで開催された。
同コースでは、6月に第9戦が開催されており、カイル・ブッシュが、最後尾スタートから2位フィニッシュを果たしている。
今大会には、元F1ドライバーのマックス・パピスと、チャンプカー(旧CART)のトップドライバーであるポール・トレイシーがジャーメイン・レーシングの"トヨタ タンドラ"でクラフツマン・トラック・シリーズにデビューすることで注目を集めた。1996年の後半から98年にかけて、トヨタエンジンと共にCARTシリーズに参戦した経歴を持つパピスは、ロードコースなどで既にNASCARにスポット参戦しているが、来シーズンは、ジャーメイン・レーシングから"トヨタ カムリ"でスプリント・カップ・シリーズに参戦することが発表されている。
30日(木)午後7時から行われた予選では、Ky.ブッシュが3番手、パピスが5番手グリッドを確保。Ky.ブッシュは、チームのトランスポーターがテキサスへの移動中に火災に見舞われるというアクシデントを乗り越えての好グリッド獲得となった。
一方、ドライバーズランキング首位につけるジョニー・ベンソンは20番手と中団からのスタートとなり、注目のポール・トレイシーは22番手グリッド。12台の"トヨタ タンドラ"が決勝レースを戦うこととなった。
31日(金)午後8時に1.5マイルオーバルを147周(220.5マイル:約350km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
3番手グリッドからスタートを切ったKy.ブッシュが一気に首位へと浮上し、レースの前半戦を支配。20番手グリッドと中団グループからのスタートを強いられたベンソンは、序盤から着実にポジションを上げていき、30周目にはトップ10圏内に浮上した。
首位での走行を続けたKy.ブッシュは、中盤、多発したイエローコーション下でのピットストップで3位に後退。110周目には、ベンソンとタイトルを争うロン・ホーナディ(シボレー)に続く2位に浮上し、激しい首位争いを繰り広げたが、惜しくも及ばず、2位でフィニッシュ。
着実な追い上げを見せたベンソンが3位。優勝したホーナディに再びポイントでは詰め寄られたものの、僅か6ポイント差ながらランキング首位の座を守った。
予選10番手からスタートを切りながらも、4周目と8周目にペナルティを受け、一時は周回遅れの最後尾までポジションを落としたトッド・ボダインが見事な追い上げを見せ、Ky.ブッシュ、ベンソンに次ぐ4位でチェッカー。6位にテリー・クック、8位にマイク・スキナー、9位にブライアン・スコット、10位にスコット・スピードが入り、"トヨタ タンドラ"は7台がトップ10フィニッシュを果たした。
注目のパピスは、5番手グリッドからスタート直後に3位までポジションを上げたが、 16周目に他車と接触し壁に激しくクラッシュ。リタイアに終わった。トレイシーは3周遅れの20位であった。
また、今大会の結果により、2戦を残して、トヨタはクラフツマン・トラック・シリーズのマニュファクチャラーズタイトルを確定。2006年に初タイトルを獲得して以来、3年連続のタイトル獲得となった。また、トヨタは今季、既にネイションワイド・シリーズでもマニュファクチャラーズタイトルを決めており、トップ3カテゴリーのうちの2つを、最終戦を待たずに確定した。
次戦第24戦は11月7日(金)にフェニックス・インターナショナル・レースウェイでスプリント・カップ・シリーズ、ネイションワイド・シリーズとの併催で行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「チームクルーやオーナーの全員に感謝したい。今週チームを襲った不運を考えれば、2位でフィニッシュ出来たということは大きな意味を持っている。出来れば彼らのために勝利を挙げたかった。チームは素晴らしい仕事をしてくれて、今夜の我々の"トヨタ タンドラ"は、私がテキサスでこれまでドライブしてきたトラックの中で最高のハンドリングに仕上がっていた。しかし、ロン・ホーナディを捉えるにはまだ足りなかったということだ。またしても2位に終わったが、今日の状況下では出来うる限り最高のフィニッシュだろう。良い走りが出来たし、トヨタのタイトル獲得に貢献出来て嬉しい。」
リザルト
決勝結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 7 | 33 | ロン・ホーナディ | シボレー | 147 | ||
2 | 3 | 51 | カイル・ブッシュ | トヨタ タンドラ | 147 | ||
3 | 20 | 23 | ジョニー・ベンソン | トヨタ タンドラ | 147 | ||
4 | 10 | 30 | トッド・ボダイン | トヨタ タンドラ | 147 | ||
6 | 26 | 59 | テリー・クック | トヨタ タンドラ | 147 | ||
8 | 17 | 5 | マイク・スキナー | トヨタ タンドラ | 147 | ||
9 | 25 | 16 | ブライアン・スコット | トヨタ タンドラ | 147 | ||
10 | 18 | 22 | スコット・スピード | トヨタ タンドラ | 147 | ||
12 | 24 | 11 | デヴィッド・スター | トヨタ タンドラ | 147 | ||
15 | 19 | 60 | ジャック・スプレイグ | トヨタ タンドラ | 147 | ||
20 | 22 | 9 | ポール・トレイシー | トヨタ タンドラ | 144 | ||
22 | 14 | 15 | ライアン・ロウラー | トヨタ タンドラ | 106 | ||
29 | 5 | 7 | マックス・パピス | トヨタ タンドラ | 16 | ||
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