NASCAR SPRINT CUP SERIES
第11戦 Southern 500 presented by GoDaddy.com
開催日:5月9日
ジョーイ・ロガーノがトップ10フィニッシュ
レースを通して上位争いを展開し"トヨタ カムリ"勢最上位の
9位に入ったジョーイ・ロガーノ(#20)
5月9日(土)、米国南東部サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第11戦「Southern 500 presented by
ダーリントンは1950年からNASCARレースが開催されている、長い歴史を誇る
昨年のダーリントン戦では、"トヨタ カムリ"のカイル・ブッシュが、同コース最年少
8日(金)午後5時10分から行われた予選では、ルーキーのジョーイ・ロガーノが自己
午後7時37分に1.366マイルオーバルを367周(501マイル:約800km)で競われる決勝
しかし、Ky.ブッシュは首位を争っていた273周目にフロントタイヤのバーストに見舞われ、壁にクラッシュ。なんとかピットへと戻ったKy.ブッシュだったが、ガレージでの修復を余儀
一方でロガーノは、初めて走るダーリントンの難コースで健闘を見せた。278周目には
しかし、その後は各車燃費をにらみながら、様々な戦略でピットタイミングを図る中で、
23番手からスタートしたデニー・ハムリンは、他車との接触により一時は周回遅れになったものの、後半追い上げ、275周目にトップと同一周回に復帰。13位でチェッカーを受けた。
難コースのダーリントンらしく、壁への接触も多発。コース記録となる17回のイエロー
次戦第12戦は5月24日(日)、米国東部ノースカロライナ州コンコルドのローズ・モーター・スピードウェイでの開催となるが、その前週16日(土)に、同コースでオールスター戦が
ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「今日は浮き沈みの激しいレースだった。レーススタート時には非常にオーバーステアが強く、後方に下がらざるを得なかった。その後、細かい変更を行ったことで、状況は改善された。我々チーム全員が、レースを通して努力を続け、それが結果に繋がった。出来る限り右側のタイヤの摩耗を抑えるように努力した。私は多くを学び、それがセットアップの役に立った。ダーリントンでトップを走れたというのはすごいことだと思う。ここダーリントンに来て、どれだけ難しい場所かということを思い知った。このコースはずっとフェンスぎりぎりで走り続けなくてはならず、本当に難しいが、楽しい。厳しいコースだけに今日の結果は嬉しい」
リザルト
決勝結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 12 | 5 | マーク・マーティン | シボレー | 367 | ||
2 | 42 | 48 | ジミー・ジョンソン | シボレー | 367 | ||
3 | 18 | 14 | トニー・スチュワート | シボレー | 367 | ||
9 | 5 | 20 | ジョーイ・ロガーノ | トヨタ カムリ | 367 | ||
13 | 23 | 11 | デニー・ハムリン | トヨタ カムリ | 367 | ||
26 | 32 | 87 | スコット・スピード | トヨタ カムリ | 362 | ||
28 | 28 | 7 | ロビー・ゴードン | トヨタ カムリ | 353 | ||
29 | 21 | 0 | デヴィッド・ロイティマン | トヨタ カムリ | 347 | ||
31 | 35 | 83 | ブライアン・ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 333 | ||
33 | 10 | 47 | マーコス・アンブローズ | トヨタ カムリ | 312 | ||
34 | 14 | 18 | カイル・ブッシュ | トヨタ カムリ | 303 | ||
35 | 22 | 13 | マックス・パピス | トヨタ カムリ | 302 | ||
39 | 37 | 36 | スコット・リグス | トヨタ カムリ | 101 | ||
40 | 36 | 55 | マイケル・ウォルトリップ | トヨタ カムリ | 73 | ||
41 | 33 | 66 | デイヴ・ブレイニー | トヨタ カムリ | 56 | ||
|
|
NASCAR NATIONWIDE SERIES
第10戦 Diamond Hill Plywood 200
開催日:5月8日
ジェイソン・リフラーが2位 カイル・ブッシュはタイヤバーストで勝利を逃す
今季最上位タイの2位に入ったジェイソン・リフラー(#38)と
10位に入ったブライアン・ヴィッカーズ(#32)
5月8日(金)NASCARネイションワイド・シリーズの第10戦「Diamond Hill Plywood 200」がダーリントン・レースウェイで開催された。
決勝に先立ち、午後3時10分から予選が行われる予定であったが、降雨のために予選は中止となり、前戦までのオーナーポイント順で決勝のグリッドが決定された。この結果、
午後7時49分、予定よりも若干遅れて、1.366マイル卵形オーバルを147周(200.8マイル:約320km)する決勝レースがスタート。
ポールポジションのKy.ブッシュが好スタート。スタート直後に後方で接触があり、
30周を過ぎ、周回遅れが増えてきたところで、Ky.ブッシュとシリーズランキング首位を
その後、Ky.ブッシュは首位を譲ることなく、一時は2位以下に3秒以上の大差を付ける
再スタートを得意とするKy.ブッシュの2連勝は安泰かと思われたが、再スタート直前、
これで、"トヨタ カムリ"勢最上位となったのは、常にトップ5圏内でレースを戦い、2位に
Ky.ブッシュは16位でフィニッシュ。ランキングを争うエドワーズが3位に入ったため、
次戦第11戦は5月23日(土)にローズ・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー ジェイソン・リフラー:
「フェンスまで数インチの距離を保ちながらも、接触しないように走り続けなくてはならないここダーリントンで、大きなアクシデントのないレースだったのはすごいことだ。私は1周目の第1ターンでこそ、ブラッド・ケセロウスキー(シボレー)と接触し、彼はスピンしてしまったが、その後は大きなアクシデントは無かった。クルーは素晴らしい仕事をし、私の"トヨタ カムリ"は常にトップ5で走れる速さを持っていた。トップ10、トップ5フィニッシュを続けられるのは彼らのおかげであり、誇りに思う。近いうちに我々はここで勝利を手に入れられるはずだ」
リザルト
決勝結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 6 | 16 | マット・ケンセス | フォード | 152 | ||
2 | 7 | 38 | ジェイソン・リフラー | トヨタ カムリ | 152 | ||
3 | 3 | 60 | カール・エドワーズ | フォード | 152 | ||
10 | 10 | 32 | ブライアン・ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 152 | ||
12 | 4 | 20 | ジョーイ・ロガーノ | トヨタ カムリ | 152 | ||
13 | 24 | 99 | スコット・スピード | トヨタ カムリ | 152 | ||
16 | 1 | 18 | カイル・ブッシュ | トヨタ カムリ | 152 | ||
17 | 23 | 7 | パトリック・カーペンティア | トヨタ カムリ | 152 | ||
20 | 21 | 10 | ブライアン・スコット | トヨタ カムリ | 152 | ||
22 | 13 | 11 | スコット・レガセイ・Jr. | トヨタ カムリ | 152 | ||
29 | 20 | 15 | マイケル・アネット | トヨタ カムリ | 148 | ||
33 | 12 | 47 | マイケル・マクドウェル | トヨタ カムリ | 139 | ||
|
|