NASCAR SPRINT CUP SERIES
第21戦 Sunoco Red Cross Pennsylvania 500
開催日:8月3日
デニー・ハムリンが今季初勝利!
念願の今季初勝利を挙げたデニー・ハムリン
8月3日(月)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レース
独特の三角形をした2.5マイルオーバルである同コースでは、今季6月に第14戦として
ポコノでは、デニー・ハムリンがキャリア4勝のうち2勝を挙げており、得意としているが、
7月31日(金)に予定されていた予選は、降雨のために中止。グリッドは規定により
決勝レースは8月2日(日)午後1時から予定されていたが、降り続いていた雨が路面を
3日(月)は好天に恵まれ、午後12時21分に2.5マイルオーバルを200周(500マイル:
その後はハムリンが独走。一時は2位以下に4秒以上の大差を付けた。しかし、90周目に、イエローコーションが出ないままグリーン下で上位勢からピットイン。その直後、97周目にイエローコーションが出されたため、順位は大きく入れ替わってしまった。
レースが折り返しとなる101周目に再スタートが切られたときには、ハムリンは10位まで後退。グリーン下でのピットを行わなかったロイティマンが2位に浮上した。
それでも、好調なハムリンは、再スタート後みるみる順位を上げ、127周目には首位の座を奪還。ケイシー・ケイン(ダッジ)らと激しい首位争いを展開した。
その後の後半戦は、多発するイエローコーションの中で、各車給油タイミングを考慮した様々な戦略を採ったため、順位がめまぐるしく入れ替わる状況となった。
173周目、この日はハンドリングに苦しみながらも、トップ10圏内を走行してきた
このクラッシュで出されたこの日10度目のイエローコーションから、187周目に再スタート。6位につけていたハムリンは、素晴らしい再スタートを切り、一気に2位へとジャンプアップ。191周目には、首位を行くクリント・ボウヤー(シボレー)を捉え、サイド・バイ・サイドの
最後は追いすがるファン・モントーヤ(シボレー)との一騎打ちとなったが、ハムリンは見事逃げ切り、念願の今季初優勝を飾った。ハムリンの勝利は、2008年第6戦マーティンスビル以来、50戦ぶりとなる。この結果、ハムリンはドライバーズランキングで5位へ浮上した。
後半好走を見せ、上位を争ったヴィッカーズが6位。Ky.ブッシュは苦しみながらも16位でフィニッシュした。
次戦第22戦は8月9日(日)、米国北東部ニューヨーク州ワトキンス・グレンのロード
ドライバー デニー・ハムリン:
「今年はこれまで、いいところまで行っていたのにどうしても勝てなかった。ピットクルーは素晴らしい仕事で、私を良い位置でピットアウトさせてくれた。そのおかげで最後は首位争いに加わることが出来た。00号車(デイビッド・ロイティマン)との接触については、彼に済まないと思っている。それだけ私は勝利を欲していた。トヨタやスポンサー全員に感謝したい。この瞬間を長い間待ち望んでいた」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 6 | 11 | デニー・ハムリン | トヨタ カムリ | 200 | ||
2 | 10 | 42 | ファン・モントーヤ | シボレー | 200 | ||
3 | 16 | 33 | クリント・ボウヤー | シボレー | 200 | ||
6 | 15 | 83 | ブライアン・ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 200 | ||
16 | 14 | 18 | カイル・ブッシュ | トヨタ カムリ | 200 | ||
23 | 37 | 82 | スコット・スピード | トヨタ カムリ | 200 | ||
27 | 19 | 20 | ジョーイ・ロガーノ | トヨタ カムリ | 200 | ||
29 | 13 | 0 | デイビッド・ロイティマン | トヨタ カムリ | 200 | ||
31 | 31 | 55 | マイケル・ウォルトリップ | トヨタ カムリ | 198 | ||
33 | 34 | 7 | ロビー・ゴードン | トヨタ カムリ | 195 | ||
34 | 18 | 47 | マーコス・アンブローズ | トヨタ カムリ | 192 | ||
37 | 41 | 36 | パトリック・カーペンティア | トヨタ カムリ | 38 | ||
39 | 39 | 87 | ジョー・ネメチェク | トヨタ カムリ | 30 | ||
40 | 40 | 66 | デイヴ・ブレイニー | トヨタ カムリ | 26 | ||
43 | 42 | 64 | マイク・ウォレス | トヨタ カムリ | 13 | ||
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NASCAR NATIONWIDE SERIES
第21戦 U.S. Cellular 250
開催日:8月1日
3台の"トヨタ カムリ"がトップ5フィニッシュ
2位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18)
8月1日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第21戦「U.S. Cellular 250」が米国
同コースは2006年に完成した比較的新しいコースであり、NASCARのトップ3カテゴリー
1日(土)午後12時5分より予選が行われ、トレバー・バインが4番手、ブラッド・
18号車をドライブするカイル・ブッシュは、この日の午前中、遠く離れたペンシルバニア州ポコノで行われていたカップ・シリーズ戦の練習走行を行っていたため、予選はジェレミー・
午後3時46分に0.875マイルオーバルを250周(約220マイル:約350km)して競われる
後方スタートを強いられたKy.ブッシュだったが、スタート直後から目覚ましい追い上げを見せ、この日4回目のイエローコーションからの再スタートが78周目に切られると、その
その後は、ブラッド・ケセロウスキー(シボレー)とポジションを入れ替えながらの激しい
213周目にこの日10度目のイエローコーションが出されると、上位勢は全車最後のピット
その後もケセロウスキーとのバトルは続き、Ky.ブッシュは225周目にこの日3度目の
最後まで2台のバトルが繰り広げられたが、Ky.ブッシュは惜しくも及ばず2位で
今大会の結果、Ky.ブッシュはトップ2フィニッシュの連続記録を9へと伸ばし、1983年にジャック・イングラムが打ちたてた記録に並んだ。また、ランキングを争うカール・エドワーズ(フォード)が4位に終わったため、首位のKy.ブッシュは2位のエドワーズとの差を
次戦第22戦は8月8日(土)にワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「良いバトル、良いレースが出来た。最後まで(ブラッド・)ケセロウスキーとバトルすることになり、ファンにとっても良いレースだったと思う。残念ながら最後は2本タイヤ交換だったこともあり、彼を捉えるには充分ではなかった。新記録(9戦連続トップ2フィニッシュ)を成し遂げることにはなったが、それが全て1位だったらと思う。そうすれば、シーズン最多勝という更なる記録も成し遂げられるかもしれないからだ。2位でフィニッシュできたことは喜ぶべきことだが、私は満足していない」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 11 | 88 | ブラッド・ケセロウスキー | シボレー | 250 | ||
2 | 27 | 18 | カイル・ブッシュ | トヨタ カムリ | 250 | ||
3 | 15 | 38 | ジェイソン・リフラー | トヨタ カムリ | 250 | ||
5 | 12 | 10 | ケリー・バイアス | トヨタ カムリ | 250 | ||
9 | 17 | 11 | スコット・レガセイ・Jr. | トヨタ カムリ | 250 | ||
11 | 36 | 15 | マイケル・アネット | トヨタ カムリ | 250 | ||
13 | 5 | 20 | ブラッド・コールマン | トヨタ カムリ | 250 | ||
26 | 4 | 99 | トレバー・バイン | トヨタ カムリ | 244 | ||
32 | 29 | 32 | ブライアン・アイクラー | トヨタ カムリ | 165 | ||
41 | 26 | 47 | コールマン・プレスリー | トヨタ カムリ | 8 | ||
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NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第14戦 Toyota Tundra 200
開催日:8月1日
ブライアン・スコットが2位フィニッシュ
2位フィニッシュを果たしたブライアン・スコット(#16)
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第14戦「Toyota Tundra 200」が8月
"ミュージック・シティ"の別称を持つナッシュビルでは、勝者にギブソン・レスポールの
1日(金)午後2時15分から予選が行われ、ティモシー・ペターズがキャリア初のポール
午後7時に、1.33マイルのハイバンクオーバルを150周(200マイル:約320km)して
35周目にコンペティション・コーションが出されると、各車がピットイン。このときのピット
しかし、スコットは77周目にはトップ10圏内まで浮上。83周目にイエローコーションが
スコットは3台が横一線での激しい首位争いを繰り広げ、2位のポジションをキープ。
レースが3分の2を終えたあたりで弱い雨が降り始め、イエローコーションが出されるが、レースは続行。残り2周の時点で、トップ10圏内を走行していたクックのタイヤがバーストし、壁にクラッシュ。レースは4周延長され、残り2周の"グリーン・ホワイト・チェッカー"で
最後の逆転を狙ったスコットであったが、終盤はタイヤが厳しくなり、逆転はならず。2位でのチェッカーとなり、惜しくも念願の"ギター・トロフィー"獲得は叶わなかった。常にトップ5
次戦第15戦は8月19日(水)に米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・
ドライバー ブライアン・スコット:
「序盤のコンペティション・コーションで我々は早めに4本タイヤ交換を行った。ライバルのほとんどは2本交換だった。我々はあの時点での全ての状況を確認したかった。そして、左側タイヤの摩耗がそれほどではないと判断し、最後のピットストップでは右側2本のみの交換を行った。それで、序盤のピットストップで失ったポジションを取り戻し、勝利を争える位置へと復帰できた。しかし、最後はコーナーでのグリップ確保が困難になり、ロン(・ホーナディ)を捉えることは叶わなかった。それでも2位という結果には満足している。我々の"トヨタ タンドラ"は素晴らしい仕上がりだった。トヨタやスタッフ、そして悪天候の中で応援を続けてくれたファンに感謝したい」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 4 | 33 | ロン・ホーナディ | シボレー | 154 | ||
2 | 3 | 16 | ブライアン・スコット | トヨタ タンドラ | 154 | ||
3 | 2 | 6 | コリン・ブラウン | フォード | 154 | ||
4 | 1 | 17 | ティモシー・ペターズ | トヨタ タンドラ | 154 | ||
9 | 13 | 81 | テイラー・マルサム | トヨタ タンドラ | 154 | ||
10 | 12 | 11 | T.J.ベル | トヨタ タンドラ | 154 | ||
11 | 11 | 51 | トラヴィス・クヴァピル | トヨタ タンドラ | 154 | ||
12 | 18 | 15 | ブレイク・フィース | トヨタ タンドラ | 154 | ||
13 | 6 | 30 | トッド・ボダイン | トヨタ タンドラ | 154 | ||
14 | 15 | 5 | マイク・スキナー | トヨタ タンドラ | 154 | ||
15 | 20 | 60 | ステイシー・コンプトン | トヨタ タンドラ | 154 | ||
18 | 9 | 24 | デイビッド・スター | トヨタ タンドラ | 154 | ||
19 | 5 | 25 | テリー・クック | トヨタ タンドラ | 153 | ||
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